サンリッチオレンジの花言葉と絵はがき – 響けユーフォニアム
2年生編であすかから久美子へ渡される魔法のチケットことひまわりの絵葉書。
これ、響け！ユーフォニアムの原作小説短編集「北宇治高校吹奏楽部のホントの話」に収録された「未来を見つめて」で登場するんですけど。
あすかと香織との間で絵はがきのひまわり、サンリッチオレンジの花言葉が話題になるのですが…
花言葉は「未来を見つめて」
何それー、とあすかが大げさに頬を膨らませる。その手のなかにある絵葉書は、店内の光を反射して未来色に輝いていた。
結局作中では花言葉がなにかは明かされないんですよね。
で、サンリッチの花言葉は「未来を見つめて」。
短編のタイトルにもなっている「未来を見つめて」そのまんまです。
あすかは「未来を見つめて」なんて言わなくても勝手にうまくやりそうですけど。
特に久美子と香織にピッタリな？
この短編は卒業旅行が舞台になっていて、大学へと羽ばたくあすか、晴香、香織ら三年生勢にピッタリな花言葉といえます。
ただ、実際のところ「未来を見つめて」って久美子にピッタリな花言葉だったかもしれません。
なんせ久美子ちゃん、進路のことが……
その点、三年生編でこの魔法のチケットが迷える久美子をゴニョゴニョでゴニョゴニョしたあたり、ホント久美子はゴニョゴニョだし、「未来を見つめて」でした。
※ネタバレ防止のためにいろいろ伏せています。詳しく知りたい方は原作3年生編を読むか、2024年4月からスタートするアニメ3年生編をお待ちください。
短編集「北宇治高校吹奏楽部のホントの話」を読んだ方ならご存知だと思うんですけど。
香織のあすかへの想いってバカデカ感情なんですよね（言い方！）。
いや香織らしく繊細な想いなんですけどすみませんいい言い回しが思いつかず。
このシーンではしゃいでる感じの香織、あの天才あすかも知らないことを自分は知ってた、っていう優越感だけじゃなくて、香織としてはあすかと一緒に過ごす未来を見つめる、なんてロマンチックなことを考えてたのかも。
やっぱりバカデカ感情じゃないか！！！