異世界かるてっとの登場人物まとめ・解説【世界を面白くするのは我々だ！】

オーバーロード勢

時は2138年。モモンガ（アインズ）は一世を風靡したフルダイブ型オンラインゲーム「 ユグドラシル 」のサービス終了の瞬間をゲーム内で迎えたはずが、なぜかサービス終了時刻を過ぎてもログアウトされず。

それどころか本来NPC簡単な命令をきき自動で動くはずのNPCらが意志をもって動き回ったりしゃべったりするではありませんか！

主人公アインズはギルド仲間とともに作り上げたダンジョン ナザリック地下大墳墓＆NPCキャラたちごと、ファンタジー世界に転移させられていたのです。なんともスケールのデカい異世界転移。

ギルドの加入条件が異形種キャラであることだったためNPCキャラらも悪魔やアンデッドなど人外キャラです。

全員人間ではないため人の命をなんとも思わない怖い連中。むしろ下等生物くらいにしか思ってない。しかも全員めちゃくちゃなレベルで強いから質が悪い。

アインズ・ウール・ゴウン（モモンガ）

彼がアインズ・ウール・ゴウンその人。本当の名前（ハンドルネーム）はモモンガ。アインズ・ウール・ゴウンとは本来モモンガら「 至高の41人 」が所属するギルド名です。

その拠点であるナザリック地下大墳墓やNPCともに異世界転移したプレイヤーがモモンガのみだったため、唯一の支配者としてアインズ・ウール・ゴウンを名乗るように。

仲間たちとともに造り上げたアルベドらNPC勢を自身の子どものように大事にすると同時に、彼女らからの尊敬を失わないか内心びくびくしている。一人のときは威厳のある振る舞いを練習したりしています。

アインズ自身は人間ながら、異世界転移時にアバターと同化してアンデッドになっているため食事も睡眠も不要。

もとはNPCキャラで非人間になりきってるNPCとは違いもとは人間でありながら、精神も完全にアンデッドと化しているのかNPCらに感化されてか、だんだんと人の命すらなんとも思わない残忍な言動が増えつつあります。

一定以上感情が昂ると緑色のエフェクトとともに強制的に賢者モードにされる謎の制約（呪い？）があり、激怒するなど感情がたかぶってもすぐに冷静に。この制約のおかげでアルベドやシャルティアに迫られても冷静でいられる。冷静じゃなくてもナニがないのでナニができるわけでもないですが。

異世界かるてっとにおいてトップクラスの実力者。おそらく、まともに戦えるのは全力を出した精霊パックと相性の悪いシャルティアくらい。人間の限界を大きく超えた10位階魔法や、さらに上位の数万～数十万単位の人間を即死させるような超位魔法も使用可能。

かくし芸として披露されためぐみんのエクスプロージョンですら「 たったの第5位階魔法か……ゴミめ 」と思ったことでしょう。エクスプロージョンはこのすばの世界じゃ最強クラスの魔法ですが、アインズからすればしょせんは人が扱える程度の魔法です。

ちなみにターニャらほかの異世界転移・転生者と話しが合うようですが、アインズだけは2138年の世界を生きていた未来人。あの学校スタイルや社会にすんなり馴染めているのがちょっとどころじゃない不思議。

シャルティア・ブラッドフォールン

「 ありんす 」などと廓言葉を使う真祖ヴァンパイア（トゥルーバンパイア）。かなりガチなステ振りがなされており、純粋な戦闘能力は守護者のなかでも最強です。

リ・エスティーゼ王国の御前試合で準優秀の剣士による剣戟を小指の爪だけでいなし、あくびしながら「 この爪切りは切れ味が悪い 」とあしらったほど。

ただしお胸は多重パッド入り。激しい運動でつるっとどっかに飛んでいくこともあり、防御力がちょっと心もとない。

多重パッド設定はシャルティアの創造主であるペペロンチーノ氏が絵師にデザイン描き起こしを依頼したさい、貧乳で頼んだはずなのに巨乳で描かれてしまったために苦肉の策として付随されたもの。

なおペペロンチーノ氏は「 エロゲーイズマイライフ 」を標ぼうしており、シャルティアには嗜虐趣味などエロゲーに出てきそうな設定がてんこ盛り。なかにネクロフィリアも含まれているため、アインズくんにガチ恋中。

なおカワイイ外観は仮のもの、その本性はヤツメウナギって化け物の姿です。血を浴びると暴走するため取り扱い注意。

アルベド

サキュバスのアルベドはアインズくんの仲間で至高の41人の一人（設定魔）が作った守護者たちの統括者。

本来ビッチ設定だったのを、やんちゃなアインズくんがイタズラで「 俺のことが好き 」と書き換えたため、アインズ大好き状態になっています。

アインズに声をかけるだけで「 人間ごときがアインズ様に声をかけるなど！ 」と殺しかねないくらいおっかないお姉さん。大抵はアインズに止められてるけど。

劇中で「 サキュバスのくせに処女 」とシャルティアにバカにされてましたけど、実はアルベドだけじゃなくシャルティア含め守護者の女性陣は全員処女設定。

至高の41人は間違いなく処女厨軍団。

デミウルゴス

デミウルゴスはナザリック大墳墓の有能参謀。種族は悪魔。アインズが冗談で漏らした一言により本気で世界征服を目指して日々暗躍中。

頭の回転が早いうえに察しがよすぎるため、アインズの考えを先回りして準備したり実行しています。

しかし、大抵の場合においてアインズはなにも考えていないのに深読みしては「 さすがアインズさま、アレでございますね 」などと言っては困惑させる困りもの。

知能派の指揮官ですが戦闘能力も高い。ユグドラシル換算でレベル40以下の者に服従命令する能力「 支配の呪言 」を使用可能。主に「 アインズ様の御前である、頭がたか～い 」で使用。

アウラ・ベラ・フィオーラ

ぶくぶく茶釜氏によりキャラメイクされたオッドアイの双子姉弟の姉。負けん気が強く元気な男の子っぽいけど、女の子。

モンスターテイマーで多くの凶悪なモンスターを率いています。飼育委員は超はまり役。

なお、異世界かるてっと作中で飼育されている巨大なジャンガリアンハムスター ハム助はもともとオーバーロードの世界で「 森の賢王 」と呼ばれ名をはせていたひとかどのモンスター。

しかしナザリック地下大墳墓の面々からすれば低級のモンスターでしかなく、あえなく捕縛されいまではアウラの配下。

マーレ・ベラ・フィオーラ

同じくぶくぶく茶釜氏によりキャラメイクされたオッドアイの双子姉弟の弟。気の弱そうな女の子風にみえるけど実際は男の子。女装です。女装娘です。男の娘です。

あと決して気が弱いわけではなく、弱そうにみえるだけ。

あんな人畜無害そうな顔をして、表情ひとつ変えずに杖で人を撲殺します。ほか、恐怖公とGによる拷問の実行したりえげつないことを平気でやってのけます。

さすがナザリック生まれアナリック育ち。木や土を扱う自然系の魔法が得意。

コキュートス

青く虫のような外観をした氷属性の武人。武人らしい実直な性格。

無口で割と影薄いです。

幼女戦記勢

幼女戦記も転生もの。現実世界における第一次世界大戦～第二次世界大戦程度の産業・技術レベルは世界に「 魔導 」が存在し、現実世界の科学と共生している世界観。

魔導は軍事では主に航空戦力として利用されており、帝国に女の子として転生した主人公ターニャも早熟の天才として世界大戦に身を投じていくストーリーです。

各登場人物のの階級はアニメ放送時のものが使われている模様。

ターニャ・フォン・デグレチャフ中佐

幼女の皮をかぶった鬼畜にして第二〇三遊撃航空魔導大隊の隊長。

高い分析能力を持ち常に冷静な判断ができる反面、合理主義がいきすぎて人の死もなんとも思わない道徳観念が欠如したサイコパスです。

人の命なんぞなんとも思わない冷徹な性格ですが、あまり部下を死なせると出世に響くため危機の際には自ら最前線に立つことも多く、そうした点では部下からの信頼も厚い。

中身は転生したおっさんです。もとはある事件により命を落とした超有能なサラリーマン。

死に際、サイコパス気味な性格と不信心が神の不興を買い異世界へ転生させられることに。その後もなにかと介入してくる神を「 存在X 」と呼んで恨んでいます。

転生先の世界で魔導の才能が認められ、9歳にして軍人の道に。それなりに出世したうえで安全な後方勤務につくためにいろいろともくろむも、ことごとく裏目に出て気づけば魔道即応部隊の隊長として前線送りとなりました。

早熟な天才ではありますが、アインズくんのように同じ世界にいるほかの魔導士と比較して絶対的な実力を持つわけではありません。

唯一安定化された高出力の九五式宝珠を所持していますが、実は安定化したのは「 存在X 」の祝福によるもので、使う際には本人の意志にかかわらず祈りの言葉を口にしてしまう副作用（呪い？）つき。そのためあまり使いたがらず、普段はほかの帝国魔導士がもつものと同型のものを使っています。

ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ少尉

二〇三遊撃航空魔導大隊におけるターニャくんの副官にして魔道大隊の紅一点。愛称はヴィーシャ。

ターニャの意をよく汲んで行動できるため、ターニャをもってして優秀過ぎる部下と評されています。

コーヒーを淹れることとシャベルによる接近戦が得意。寝相が悪い。

マテウス・ヨハン・ヴァイス中尉

第203遊撃航空魔導大隊の第一中隊隊長。大隊でも一番の常識人。能力はあるが実直すぎる性格が欠点。

ヴィリバルト・ケーニッヒ中尉

第203遊撃航空魔導大隊の第二中隊隊長。キツネ目と後ろで束ねた髪が特徴。

ぶっちゃけターニャとヴィーシャ以外いらなかったのでは？ と思うほど影が薄く没個性なんですが。

ライナー・ノイマン中尉

第203遊撃航空魔導大隊の第三中隊隊長。恰幅のいいおっさん中尉。脳筋なところがあります。

ヴィーシャをして三人の中隊長のなかでもっとも女性の扱いに長けていると評されるも、ほかの二人がひどすぎるための消去法で、というオチつき。

ヴォーレン・グランツ少尉

まだまだケツの青い青年将校。マジで大して書くことなし。

エーリッヒ・フォン・レルゲン少佐

常識人で頭の回転が早い秀才タイプ。

ターニャの士官学校時代、教官をつとめた人物。ターニャのサイコパス気質をいち早く見抜き、幼女の皮をかぶった化け物と危険視しています。

異世界かるてっとではクラスの副担任役として登場し、かくし芸として帝国国歌を歌って場の空気を凍り着かせました。

クルト・フォン・ルーデルドルフ准将

ターニャらが所属する帝国軍の参謀本部所属、作戦参謀次長。異世界かるてっとでは校長先生として登場。

ゼートゥーアとは同期。ひたすら勝利だけを追い求める典型的な帝国軍人。大抵葉巻吸ってるかうまそうなもの食ってる。

ハンス・フォン・ゼートゥーア准将

帝国軍参謀本部所属、戦務参謀次長。異世界かるてっとでは副校長先生役。

頭脳明晰な知能タイプ。ターニャくんの類まれなる戦略・戦術眼を見いだし、二〇三遊撃航空魔導大隊を設立させた張本人。

ルーデルドルフとは同期であり親友ともいえる間柄だが、帝国軍人には珍しくリアリスト。典型的な帝国軍人であるルーデルドルフとの間には相容れない面も。

Re:ゼロから始める異世界生活

通称リゼロ。特に前触れなく異世界へ転移したスバルがレムりんと出会うボーイミーツガールもの。

特に強いわけでもないスバルが死にまくりながらハッピーエンドを目指す斬新な設定が売り。

でも人気が出たのはひとえにレムりんのおかげだと思う。

ナツキ スバル

コンビニの帰り、特に前触れもなく突然異世界に転移。天下の無一文ナツキ スバルです。

転生したさきでレムやラム、エミリアらと出会っています。

ファンタジー世界に転移してからは多少なりとも剣術などを修行し一応簡単な魔法は使えるようになっていますが、一般人に毛が生えた程度。

ただ死んでも自動でつけられたセーブポイントに戻る「 死に戻り 」なる特殊能力（呪い？）を持ち、死んでもやり直すことが可能。

そのおかげでアニメでも原作でも殺されたり自殺したり、バリエーション豊かに死にまくっています。

なお、その能力のことを誰かにしゃべると死んでしまう呪いがかけられており、誰も死に戻りのことは知り得ません。

レム

リゼロのメインヒロインでただただかわいいレムりん。

これ以上の説明が必要か？

とりあえずアニメ リゼロ18話を観ろ。

スバルにぞっこんだけど、愛用の鉄球で殺したこともあります。ぐちゃりと。

ラム

レムとは双子姉妹で、ラムが姉。人に見えるけれど鬼族。スバルを冷たく扱い、バルスと呼ぶ。

目には見えない風の刃的な魔法を使う。大抵の生き物はこれで真っ二つに斬られて即死。ちなみにスバルを殺したことがある。

かつて一族最高の天才的な存在だったけど、ある事件で鬼としての力の根源である角を失ったため自分で魔力補充ができません。

そこにつけ込んだロズワールに夜な夜なセクハラを受けています。えっちぃ。でもラムはそんなロズワール先生が大好き。得意料理はふかし芋。

角がないためか、双子なのにラムよりお胸の成長が進んでいません。

エミリア

銀髪のハーフエルフにして精霊術使い。可愛いけど100歳を超えるババア。王候補の一人。おっちょこちょいなところがある。

スバルを殺したことはまだありません。

精霊パック

エミリアのことが大好きな氷の精霊。見た目はかわいいけど本性は終焉をもたらす獣。

エミリアとの契約上、勤務時間が9時～5時。どこのホワイト企業だよ。

スバルを殺したことがある。

ベアトリス

普段は隠し部屋となっている禁書庫でひたすら本を読みふけるロリババア。語尾が「 ～のよ 」「 ～かしら 」と独特のしゃべり方をします。

ロズワール同様に強大な魔力を持ち、攻撃魔法からテレポートまでさまざまな魔法が使用可能。

魔力はかなりのもので、本気で戦えばアインズくんと渡り合えるかもしれない一人。基本的に他人には興味がなく見下していますが、パックのことだけは大好き。

直接スバルを殺したことはないけれど、見捨てたことならある。

ロズワール

異世界かるてっとにおけるスバルらの担任。いつも妙に間延びした喋り方と道化のメイクをしています。

リゼロ本編では宮廷筆頭魔術師にして辺境伯の肩書を持つ貴族。魔導の加護を持ちあらゆる系統の魔法の適正があります。

同時に王候補であるエミリアの後ろ盾で、レムラムメイド姉妹の主人。

スバル殺害についてはノーコメント。

この素晴らしき世界に祝福を

通称このすば。魔王軍などとは戦いたくない異世界転生者カズマと、早く魔王を倒して天界へ戻りたい女神アクア。

そんな思惑とは関係なく現れる厄介な仲間たちと愉快な魔王軍幹部が送るゆるくも楽しい異世界ファンタジーストーリーです。

カズマ

ヒキニートのゲーマで通称クズマ。トラックに轢かれそうな女の子を助けるために飛び込み死んでしまった男の子。しかしトラックと思ったのは低速のトラクターで、女の子はひかれそうでもなんでもなかった。

カズマ自身の死因もトラクターにひかれたせいではなく、ひかれると思い込んでビビりすぎたことによるショック死。どっかの霊界探偵すら同情しそうなオチ。

死後の世界で女神アクアに「 なんでも好きなものを一つ与えるから異世界に転生して魔王を倒してこい 」と言われ、なんとアクアを所望。

やめておけばよかったものを。

ランダムで他人の持ち物をひとつ盗むスキル「 スティール 」で、着用中のパンツのみを百発百中で盗める特技を持つクズです。

実はこのすばパーティーのなかで唯一初級職。

アクア

水を司る残念な女神様。駄女神。女神らしく教会もあり信者もいますが、残念な連中ばかりです。

仲間のめぐみんやダクネスを含むギルドの面々に「 女神を自称するちょっと危ない子 」くらいにしか思われてないのが悩み。

アークプリーストとなったためか女神なのでもともと使えたのか、信仰系の魔法が得意。あと宴会芸。

ダクネス

日々「 くっころ 」を妄想し磨き続けるドM女騎士。

闇属性っぽい名前だけどそんな気質は一切なく、クラスも上位職 聖騎士クルセイダー。

前衛職として体の頑丈さは十分すぎるほど。しかし致命的なことに不器用すぎて攻撃が一切当てられない残念な存在。

フルネームはダスティネス・フォード・ララティーナで、ララティーナと呼ばれると照れてしまう。

実は一地方を治める名家貴族の娘で育ちもよく、おっ◯いもデカイ優良物件。

めぐみん

魔術のエリート 紅魔族の一人で、アークウィザードなる上位職についている実力者……

のはずが、爆裂魔法エクスプロージョンにとりつかれほかの魔法は一切使えない残念な魔法使い。

すべてのスキルポイントがエクスプロージョンの強化につぎ込まれ、ほかの魔法もスキルも一切覚えていません。

その威力はロズワールが見事と言うくらいにはすごいものですが、本人のMP不足のため基本的には1日1回しか使えない。しかも発動後は一切身動きが取れなくなる残念さ。

中二病の本人の意に反し、ギルドでの通り名は「 頭のおかしい娘 」。

毎日毎日、近所の廃城にエクスプロージョンを撃ち込みに行ったためにそこに住み着いていた魔王軍の幹部にそう呼ばれたのがギルド・街全体に浸透しました。/div>