ジョルノはプッチ神父に引かれてフロリダに行っていたか
ジョジョ6部ストーン・オーシャンで誰もが気になったであろうこと。
ジョルノがほかのDIOの息子ら同様、プッチ神父にに惹かれてフロリダに行ったか。
単行本では行ってるかも? と荒木先生が示唆してはいます。
が、状況的にジョルノがフロリダには行くことはないと考えるのが自然。
ストーリーそのものに関わるネタバレはないつもり。ですが、どうしても多少作中のことに言及します。
特に6部 ストーン・オーシャン及び小説ープルヘイズの内容について言及がありますので、ささいなことでもネタバレはイヤだ!って方は要注意。
SW財団や承太郎に気兼ねして行かない
ジョジョの奇妙な冒険 第5部63巻より ©荒木飛呂彦/集英社。
ジョルノがDIOの息子としてプッチ神父の引力を感じていたことは間違いありません。荒木飛呂彦先生も語っていたところです。
しかし、ジョルノはスピードワゴン財団や承太郎との関係を考慮し、DIO案件であるプッチ神父のことは避けたと考えるのが自然です。
実際、スピンオフ小説 恥知らずのパープルヘイズ作中、DIO / ディオに深い関わりを持つ「ある案件」についてジョルノは出向かず、手下に対処させていたのですから。
それもこれも、承太郎やスピードワゴン財団に警戒されることを避けるため。
ジョルノは要注意人物
そりゃそうですよね。肉体的に半分以上はジョースターの血をひくと同時にDIOの息子なのがジョルノ・ジョバァーナですから。
そんなヤツがDIO関連の案件に首突っ込んでいったら、承太郎や事情を知るスピードワゴン財団に徹底的に警戒されます。っていうか普通にオラオラされそう。
いくらGERを持つジョルノにしても新生パッショーネにしても、最強のスタンド使いと名高い承太郎や世界最高峰の組織スピードワゴン財団とあえて敵対したくはないでしょう。
ジョルノは自身の夢と正義を追い求めたいのであって、争ってまで自身の利益、権益を主張するようなキャラでもありません。
むしろ承太郎やスピードワゴンとはうまく折り合いをつけたいはず。
実際、恥知らずのパープルヘイズでジョルノ自身が出向かなかったのは、承太郎やスピードワゴンに警戒されないための判断だったと明記されています。
ジョルノは原作の5部終了後、そう間をおかずに承太郎やSW財団と接触済み。
で、恥知らずのパープルヘイズ作中においてスピードワゴン財団はジョルノと彼が率いるパッショーネに力を貸しています。
(少なくとも互いに協力する間柄だったのは間違いなし)
もともと5部スタート時点で承太郎はDIOの息子であるジョルノの存在を把握して広瀬康一を使いに出してましたし、最終的にポルナレフがジョルノと合流しています。
5部終了後、承太郎とジョルノが接触して協力関係(同盟関係?)を結んでもなんら不思議はありません。
ジョルノにプッチ神父の導きはいらない
そもそも、ジョルノはウンガロ、リキエル、ヴェルサス3人とは違い、ジョースター家らしい黄金の精神に目覚めた御仁。
自分で道を切り拓き、自身の正義のもとにギャングスターになる夢を叶えています。
パッショーネのボスとして立場も確立しているし、(多分)星型のアザにひかれて承太郎とも会ってるだろうし、スタンド能力も使いこなしている。
しかも、作中ほかに例を見ないレクイエム済みの最強クラスのスタンド能力GER持ち。
いまさらプッチ神父の導きは不要でしょう。むしろ会ったら止めに入りそうなぐらい。
まとめ:ジョルノはプッチ神父に引かれてフロリダに行っていたか
もちろん、ジョルノも強すぎる引力に堪えきれずてフロリダまでは行ってはいた可能性はあります。
しかし作中で描かれた通り、結局最後まで顔を出していません。それどころかパッショーネの一人も現れていない。
黄金の精神を持つジョルノのこと、もし現れていたらやり方がえげつないプッチ神父ではなく承太郎や徐倫ら助力するのは間違いないと思う。
しかし承太郎としてはDIOの血統をDIOの骨と近づけるのは警戒せざるを得ないし、やはりジョルノが遠慮した(してもらった)と考えるのが自然そう。
にしても、SW財団はお抱えのスタンド使いとかいなかったんですかね?
承太郎の信頼できる仲間とか。
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