宇宙怪獣と変動重力源の正体、あとトップレスとか – トップをねらえ2!
Amazonプライムビデオにトップをねらえ!とトップをねらえ2!がprime特典で配信きてて、久々に観ちゃいましたよ。
アツい、アツすぎる!
しかしやっぱわかりにくいですよね。特にトップ2の宇宙怪獣とか変動重力源とか。今回は宇宙怪獣と変動重力源の正体をば解説します。
なぜならばっ!
致命的なものはないよう配慮しているつもりですが、本記事は少なからずトップをねらえ2!のネタバレを含みます。まだ最後まで観ていない方はご注意!
「宇宙怪獣」の正体
実はトップをねらえ2!での「宇宙怪獣」は人類の味方、「バスター軍団」です。なぜならば!
ややこしいんですけど、「宇宙怪獣」は宇宙怪獣ではなく、バスターマシン7号を主人として「変動重力源」から太陽系を守っていた存在。
赤い天の川の正体もバスター軍団で、太陽系外からの敵の侵入を阻みつつ、人類がうっかり外に出てしまわないよう監視していたのです。
敵どころか、1万年も前から黙々と人類を守ってくれたありがたい存在です。
バスターマシンの眷属である「宇宙怪獣」が本物の宇宙怪獣と酷似した姿だったのも、永い間本物の宇宙怪獣と戦ってきた証拠。
本物の宇宙怪獣と戦いながら自己改良と自己製造を繰り返した結果、もっとも効率的な形態として宇宙怪獣と似た姿に進化したのです。ゲームでいうミラー的な?
ノノの正体はバスターマシン7号
そして、作中描かれた通りノノの正体はバスターマシン7号。なぜならば!
毎回、バスターマシンに乗るか、乗るか!? と思わせておいて乗らなかったノノ自身がバスターマシンだったんわけですね。
タイタン変動重力源が目覚めた際、赤い天の川からあふれた「宇宙怪獣」の半数が冥王星に向かったのも、バスター軍団が自身らの主人であるバスターマシン7号だったから。「宇宙怪獣」は記憶を失って出奔した主人を迎えて来ていたわけですね。
……第一話でノノにバスターキック食らった「宇宙怪獣」はちょっと可哀想すぎる。同じくノノにパンチされたワンちゃんも可哀想。
実は変動重力源こそが本物の宇宙怪獣です。
前作トップをねらえ!で登場した宇宙怪獣を、トップをねらえ2!の人類は変動重力源と呼んでいるのです。
ラスボスであるエグゼリオ変動重力源は、前作トップをねらえ!第4話、雷王星宙域でヱクセリヲンの重力崩壊で生まれたブラックホールに呑み込まれた宇宙怪獣の一体。
無限の重力の渦にあってなお生き延びて人類を殲滅したいと願った宇宙怪獣の一体が、一万年以上もの年月をかけてブラックホールから抜け出し、逆に呑み込むにいたったのです。
そしてエグゼリオ変動重力源はついにトップをねらえ2!で念願を果たし、太陽系内部、地球へとたどり着いたってわけです。
もう一体のタイタン変動重力源はただのお寝坊さん。
ちなみにトップをねらえ2!で登場した「本来の意味での宇宙怪獣」は、タイタン変動重力源とエグゼリオ変動重力源の2体のみ。
バスター軍団が太陽系をガッチリガードしてくれているおかげですね。それをキックで蹴散らしたアホウドリがいたみたいですが。
しかしヱクセリヲン規模のブラックホールを破ったエクセリオ変動重力源ですらこの規模。もし銀河中心殴り込み隊が木星を利用したバスターマシン3号で作ったブラックホールから出てくるような変動重力源がいたとしたら……
トップレスの正体と「宇宙怪獣」と戦った理由
バスター軍団が宇宙怪獣と呼ばれてしまったのも、本来人類を守るはずのバスター軍団が人類を攻撃してきたから。なぜならば!
トップレス能力が、変動重力源、つまり本物の宇宙怪獣が持つ超・能力と近いものだったから。
もともと、「宇宙怪獣」ことバスター軍団は、人類が太陽系外に出ようとしたり先に手を出したりしない限り攻撃することはありませんでした。そりゃあそうですよね。人類を守るためのバスター軍団だもの。
しかし一万年の永い年月をかけて人類が進化(?)する過程で、本物の宇宙怪獣である変動重力源のソレに近い超・能力を手に入れた個体が現れました。トップレスです。バスター軍団は人類の中のトップレスに宇宙怪獣の脅威を感じてちょいちょい手を出すように。
バスターマシンの呼び出しワープとかエキゾチックマニューバとか予知夢とかチコがやってた猫の乗っ取りとか、ああいう超・能力が宇宙怪獣が使うワープなどの能力に酷似していたのです。
で、ノノがバスターマシン7号として覚醒し、「宇宙怪獣」は敵ではないこと、トップレスが変動重力源に対して無力であることがわかってからはトップレスは病気扱いされてしまったのです。人類のために命をかけて戦ってきたのに。切ない。
双子がタイタン変動重力源を食べることであがりを遅らせられたのも、変動重力源=本物の宇宙怪獣を取り込むことで超・能力を維持できたおかげでしょう。
まとめ:宇宙怪獣と変動重力源の正体
- トップをねらえ2!に登場する宇宙怪獣は実は太陽系を守るバスター軍団
- 変動重力源こそが前作で登場した本物の宇宙怪獣
- 本物の宇宙怪獣に近い超・能力を発現したトップレスを感知したために、バスター軍団が太陽系内の人類にちょっかいを出していた
ちなみにトップレスが所属するフラタニティは、同名の組織が別アニメ フリクリにも登場しています。設定上は同じ組織らしい。豆知識。
ディスカッション
コメント一覧
最後、フラナリティじゃなくて”フラタニティ”で、フリクラじゃなくて”フリクリ”ですよ。
ぎゃふん
ありがとうございます。直します!
ホント、トップレスで戦うのは、半端な覚悟じゃできませんね!
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