【白銀の墟 玄の月】シリーズ続編にして十二国記最終巻の新作タイトル発表!
8月1日、ついに十二国記最終巻にして新作のタイトルが発表されました!
その名も「 白銀の墟 玄の月 」!
そして9月2日には10月発売の2巻分の表紙も!
月から始まって月に終わる、「 白銀の墟 玄の月 」
新潮社・十二国記公式ホームページより ©小野不由美/山田章博/SHINCHOSHA。
「 白銀の墟 玄の月 」、読み方は「 しろがねのおか くろのつき 」になるそう。
戴を舞台にした物語であることを踏まえて決定したとのこと。白銀は雪に覆われた戴の国土を、廃墟だらけになった戴の荒廃を表しているのでしょう。
そして、十二国記は「 月の影 影の海 」から「 白銀の墟 玄の月 」へ。月からはじまり月に終わる。なんて素敵なんでしょう。
時系列的に無理はありますけど、陽子が最初にみた月の影と白銀の墟 玄の月で登場する「 月 」がつながったらさらに素敵ですね。下手するとタイムトラベルものになっちゃいますけど。
十二国記全タイトル一覧は上記リンクにてどうぞ。
しかしやはり戴か。順当ですけど、泰麒の状態を考えるとなんとも覚悟がいりますね。
9月4日追記:髪色と月とタイトル
当初、タイトルが十二国記シリーズの一巻目にあたる月の影 影の海で最終巻は白銀の墟 玄の月。月ではじまって月で終わる!と気づいてなんともいえない感慨深かったものですが。
9月2日に第一巻と第二巻の表紙も発表されて気づきました。
「 白銀 」と「 玄 」って、それぞれ驍宗と泰麒の髪色を表しているではありませんか!
うわぁ、そうやって小野不由美先生と新潮社さんは私をにやにやさせる。
2019年10月、11月発売の4巻すべてが「 白銀の墟 玄の月 」
ちなみに10月に2巻、11月に2巻発行されるとのことだったので、「 もしかしたら物語2つ × 上下巻2ずつで4巻出るのかな? 」なんて考えていたのですが。
どうやら「 白銀の墟 玄の月 」ひとつの物語だけて4巻建てになる模様です。
第一巻、第二巻、第三巻、第四巻表記になるとのこと。いままで上下巻はありましたが、四巻にも渡って展開されるのは初。
最終巻にしてなんというボリューム。こんなに嬉しいことはない。どんな結末であれ、読み終わったときにはむしろ短く感じちゃうんだろうな。
第一巻、第二巻は2019年10月12日に発売。
第三巻、第四巻は2019年11月9日に発売されます。
白銀の墟 玄の月第一巻、第二巻はすでに予約受付中。
まとめ:十二国記シリーズ新作にして最終巻のタイトルが決定
- 2019年10月、11月に発売される新作のタイトルは「 白銀の墟 玄の月 」
- 読み方は「 しろがねのおか くろのつき 」
十二国記シリーズ、18年ぶりの続編長編は、今年2019年10月、11月それぞれ2巻ずつ発売されます。
断固たる決意と不断の冷徹さを備える驍宗と、心やさしく素直な泰麒。
王と麒麟、特別な縁で結ばれているとはいえ、十分な絆を得るには少々短すぎる時間しか過ごせなかった対局的な二人が、自らの故国、戴のためにどのようにして困難に立ち向かっていくのか。
うわぁ楽しみすぎる。いやもう楽しみすぎて胃が痛いです。
ディスカッション
コメント一覧
最終巻?終わってはいないのでは?
まだ柳の伏線回収も舜を舞台にした話もないのに終わってしまっては『十二国記』とは言えません。
>>あいさん
コメントありがとうございます~。
なにかの雑誌でだったと思いますが、作者の小野不由美さんが十二国記は次の長編で完結と語っています。なので、少なくとも本編は白銀の墟 玄の月が最終巻になるかと。
もちろんファンとしては名残惜しいので前言撤回からの二部突入、怒涛の新刊ラッシュが来たら超嬉しいですけど、15年以上待った身としてはとりあえず完結してくれるだけでホッとます。
>まだ柳の伏線回収も舜を舞台にした話もないのに終わってしまっては『十二国記』とは言えません。
どの巻かは忘れたのですが、小野不由美先生自身がホワイトハート版のうちどれかのあとがきで「 十二国全部の物語を描くつもりはない 」と書いていました。残念ながら十二国全部のストーリーは望み薄です。
ただ、一応小野不由美先生の体調次第では新作短編が出る可能性はあるとのことなので、柳や舜の話も語られるかもしれません。楽しみに待ちましょう。
ちなみに、小野不由美先生自身は「 ある意味ウソになるから十二国記とは呼びたくない 」と語っていたようで、実際公式で十二国記と呼ばれるようになったのはあとになってからです。
ほかに相応しいシリーズ名があるとしたら慶戴物語とかが適当でしょうか。これじゃ画数多すぎて腱鞘炎物語になりそう。
十二国記で勘弁してください。
正直、私としては柳も舜もどうでもいいので私は珠晶や恭をもっと描いてほしいです。恭万歳珠晶さま万歳。供麒はドンマイ。
それこそ望み薄ですけど。
過去に言っていたからって、著者公式も出版社公式も最終巻なんて一言も言ってないわけで。
第三者からすれば、断言するのは紛らわしいというか、嘘偽り以外のなにものでもないね。
>>kさん
ごめんなさい、私は著者の発言以上の公式発言を知りません。
ファンとしては方針転換して最終巻じゃなくなるほうが幸せですが。
クソ※すぎて笑っちゃった
“過去に言っていたからって~最終巻なんて一言も言ってない”
これツッコミどころだよね?
本人が撤回したわけでもなく新潮社が否定してもいないのに嘘偽りって断言するとか、それこれもう天帝たる著者本人を嘘つき呼ばわりしてるのと同義じゃん。
“それ以上、下賎の口をひらこうものなら、天になりかわって妾がそちを八つ裂きにするが、かまわぬか”
こんにちは。「阿選が王に〜」から流れて来ました。
今、10/15なので新作短編の発売は決まりましたがやっぱり長編読みたいですよね。で最終巻かというと微妙だけど確かに戴が片付くとほとんどの問題が解決するのは事実です。ちなみに1996年の活字倶楽部春号で残りは3〜4話程と答えていたはずです。この後に「黄昏〜」と今回の新作が出ていますから後、1ないし2話はあると思います。
>>西さん
コメントありがとうございます〜。
尚隆も陽子もいなくなったような未来とか、ギリギリ宗王がいるような過去編とか、やろうと思えばいくらでもいけると思うんですよね。
ただ、私もいい加減気になったので調べてみたところ、ダ・ヴィンチ 2012年9月号で小野不由美さんご本人がインタビューで本編はあと一本、外伝は声があれば、とお答えになったそうです。
外伝が長編であってくれればそいいんですけど、短編だけだと先細りでちょっと寂しいですね。
ただ、ここまで本もグッズも売れると新潮社が終わらせてくれなそうで逆に心配なくらいです。
私としては珠晶様のお話をもっと欲しい……!
多分私は根が供麒なんだと思います。
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