十二国記 白銀の墟 玄の月読了反省会【読後感想】
みなさん、白銀の墟 玄の月、第一巻から第四巻までお読みになりましたね。
はい。わかっています。みなまで言わないでください。
私、いろいろ謝らないといけません。
その前にまず一言。
潭翠はどこいった!?
本記事は白銀の墟 玄の月を全巻読破しての読後感想・雑感&無茶苦茶だった展開予想への反省会です。
第三巻・第四巻を含め白銀の墟 玄の月、十二国記全体のネタバレを含むので、まだ読了されていない方は注意。
正頼ごめんなさい正頼ごめんなさい
新潮社十二国記公式ページより ©小野不由美 / 新潮社
まず全力で謝らないといけません。
正頼さんマジでごめんなさい。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
私、白銀の墟 玄の月発売前にこんな記事書いてたんです。なに謝ってんだって方は下記をご参照。
要は阿選の謀反は正頼が黒幕、って話。第二巻終了時点ではまだ目があったのですけれど、第三巻で「 んんん? 」となり。
国のため驍宗のため6年も拷問に耐えたうえ蒿里のために救出すら拒んで残った忠義の臣を黒幕扱いとか。
正直尻が気になりすぎて気が気でなかった。私もともと手足むずむず病持ちなんですけど、お尻にまで来たかと思うくらいむずむずしてた。
結局白銀の墟 玄の月終了までそこの大どんでん返しはなく。
これは庭の木に吊るされたうえでお尻にフルスイングされても文句言えない。
金属バット持参で白圭宮へ参ります。好きなだけお打ちになってください。メッタ打ちにしてください。
金属バットじゃ生ぬるいですか。釘バットですか。あ、でも血が出るヤツはダメですね。台輔に障りがありますね。
いずれにせよ私の尻は次回の蝕までの命。さらば私のマシュマロ尻。
ついでに霜元もごめん。絶対裏切り者だと思ってたから随分長いこと「 李斎逃げて〜! 」ってハラハラしてたよ。騎士様だもんね、裏切るわけないよね。
このサイトをご覧くださったみなさんにもごめんなさい
第三巻・第四巻の展開予想、ドヤりまくってたくせに外れまくりでした。普通に阿選から驍宗への反乱でした。
ごめんなさいすみません。
あっやめてぶたないで、私のお尻は正頼のものです!
予約済みです!
第三巻だったか、白銀の墟 玄の月本編で出た「 穿ちすぎ 」ってセリフがとても耳に痛い。誰より穿ちすぎていたのは私です。
驍宗の脱出手段に関しては自分でも「 いやいや、さすがにこれはねーよなwww 」って思いながら書いたのがドンピシャでちょっと笑っちゃいました。
王ともなれば自ら前線に立つことも少ないから必要性もないし、そもそも奢侈で傾いた戴の新王にそんなヒマもない。もう一頭の騶虞は諦めるしかないんだろうな、と思っていたらまさかの展開。まさに天の配剤ですね。
計都につぐもう一頭の騶虞が羅睺っていうのがまたいいですね。インド神話でお揃い。
今回の話が天意への謀反なのか、次作があるのか
私が予想していた展開とは違っていたけれど、小野不由美さんの仰っていたところの「 天へ抗う物語 」を描いたのが白銀の墟 玄の月って意味では合っていたように思います。
本来王になれない阿選が、泰麒の角を斬って驍宗を閉じ込めることで天意の履行を封じ、易姓革命に抗って偽王として立つ。確かに天意への抵抗ではあります。
ただ、そもそもが謀反を起こすだけでも天への叛旗ではあるので、もっと積極的に天のシステムに逆らうような話かと思っていました。柳もその被害者って伏線かと。
柳に関しては単純に国が傾く様子を外側から描きたかったのかな。十二も国があればどこか一国ではそういうこともある、的な。完全に私の読み違い。完敗です。
伝え聞く古い作者インタビューの話しでは、数えていくと白銀の墟 玄の月からさらに二作ほど計画があったような話なんですよね。なので、もしかしたらそちらでもっと突っ込んで天への対抗が出てくる予定だったのかも?
さらに続編が出てほしいという希望的観測です。この辺、手元に資料がないので今度図書館でバックナンバーにあたってみようかと。私は予想すると当たらないから余計なフラグ立てない方がいいのか?
とはいえ、魔性の子から始まった高里の物語が、28年の歳月を経てようやく完結をみました。まさしく「 完 」って感じがある。
最近のインタビューなどでははっきり続編長編がないともおっしゃらないけれど、以前の次で長編は終わりって発言を撤回するわけでもない。悲しみ。
いずれにせよ白銀の墟 玄の月は控えめに言っても商業的に大成功でしょうし、新潮社さんとしては続編刊行していきたいところかと思います。
あとは小野不由美さん次第。一応、長編はもう終わりっぽい話しではありましたけど、そこを新潮社さんがうまく説得できればまだ目はある?
書かないと明言された舜は除くとしても、峯麒とか柳の傾きとか、まだまだ材料はいくらでもあるんですよね。もしくは遵帝の代など思いっきり過去とか、逆に陽子が(精神年齢的に)よぼよぼのばーちゃんになったぐらいの未来の話しにするとか。
ただ、小野不由美さん的には市井の名もなき人々の物語を書く方が楽しいらしいので、折衷案が短編だったのかもしれません。
あとは短編はもちろんだけど、なんならキャラを活かして日常4コマ漫画的なものでも嬉しい。twitterでいろいろ描いてらっしゃる皆さんの絵を見てそう思った。
反省会以上、以下ただの感想文&雑感
いやもう、小野不由美さん、山田章博さん、新潮社さん、書店員のみなさんに感謝しかない。
最高の作品と最高の一か月をありがとうございます!
かなり雑ではありますが、こみあげた熱い想いを吐き出しておきます。
こういうときは、生き延びた人々の数を数えるんだ
いろいろな人がサラッといなくなったり死んでしまったり。とても悲しい物語でした。
泣きながら州宰職を辞す覚悟だった恵棟。最後の最後には巌趙と午月ら小臣たちも……
杵臼も朽桟も、その息子も、誰よりも国を想った人からどんどんいなくなったり、死んでしまったり。
特に鄷都は悲しかった。あんないい人が死ぬとは儚すぎる。最後が驍宗に看取られて、っていうのがせめてもの救いか。
嘉磬をはじめとして、まともに描かれもせずに亡くなった人々も多い。
確かに項梁のいう通りで、生き延びた人の数を数えないと涙腺が持ちません。
悲願だった驍宗も生きていたし、蒿里も穢瘁は負っても大丈夫だったし、李斎も無事。回生は余計なことしなかった。本当によかった。
さり気なく皆白が生きていたのもビックリ。右腕だった嘉磬が処刑されたのは沈痛の想いでしょう。
正頼にからかわれて憮然としていた彼はいったいどこへ?
潭翠、確か芭墨と一緒に白圭宮から逃走して、承州で芭墨だけが処刑されたところまで知られていたはず。
ただ、そのあと潭翠の話しが一切出てきてない。多分。徹夜でぼんやりと一度通して読んだだけなので、見逃している可能性も高いですけれども。特に終盤はもう怒涛の勢いに呑まれてたので何行か読み逃したり記憶が飛んでるかも。
もう一度、潭翠の行方を重点的に意識して読み返さねばならぬ。
蒿里にとっては魔性の子の続き
白銀の墟 玄の月は十二国記本編の正当続編。私のイメージでは完全に黄昏の岸 暁の天の続きなんですけど、蒿里にとってはどちらかといえば魔性の子から続いている状況なんですよね。
で、蒿里が白銀の墟 玄の月作中で魔性の子の内容に触れた辺り、もう思い出すだけで涙が。
彼にとってはつい数か月前の出来事なのだから当然のことなんでしょうけど、絶望の声をあげた広瀬や、亡くなった多くの同級生を人々のことを忘れていないのはとても感慨深いものがありました。
魔性の子から28年、高里をただ見送るしかなかった広瀬の絶望もようやく、ようやく報われました。
天意覿面で怖い
昨日の夜中、ふと目が覚めて寝ぼけた頭でマジで怖いなぁ、と突然気づいたのが、驍宗が捕まったときの流れが天意てきめんだったこと。
土匪の報復から守ってほしいと言い募る里の人々を、李斎たちは後ろ髪ひかれながらも見捨てました。で、結果的にそのせいで驍宗が馬州方面にいたことがバレて、馬州師を含む追手がかかることに。
あの場面、これまでの李斎ならまず間違いなく助けたはずです。驍宗も自分の立場を考えてか特になにも言わなかった。
しかし、ここで驍宗が民を見捨てたことによって天意が翳り、天の加護が一時離れてしまったのではないかと。そのために妖魔や追手に襲われるハメになってしまったのではないか。
もしかしたら、あの場面で現れた妖魔たちも追手が放ったものではなく、天意・天の加護がなくなったことによって湧いた妖魔だったり?(悪い妄想癖)
図南の翼で出た「 怪我人がいる、わたしはいない、だから妖魔はこない 」の逆現象じゃないかと思いついて布団のなかで悶絶しました。
しかしそのあと、多くの随従や鄷都の死を見た驍宗が、自分だけが助かるべきではないと思い直し、去思を救った。それで再び天の加護下におかれ、最終的にあのような結末を迎えることができた……って流れなのかなって。
ただでさえ白銀の墟 玄の月 第三巻・第四巻を徹夜で読んで生活リズムも体調も崩しているなか、こんなことを思いついたために昨晩もうまく寝つけず。辛い。
また馬州かいい加減にしろ
っていうか驍宗が捕まるシーン、「 あああああまた馬州か本当にいい加減にしろ 」って私の中の女仙が謎の怒髪天。
風の海 迷宮の岸で泰麒を捕まえたとのたまった醐孫が馬州司寇大夫で、女仙らを辟易させた昇山者の南瓜太夫こと呂伯の出身地も馬州。
なんだか泰麒って馬州と相性悪いなぁって思っていたら、白銀の墟 玄の月では驍宗を追い詰める馬州師ども。私が女仙なら持てる神通力の限りを尽くして馬州を燃やし尽くしていたところ。
馬州師は命令を遂行しただけだし南瓜太夫もただ熱心だっただけだし理不尽極まりないのは重々承知ですが。そもそもここまで馬州のイメージを悪くした醐孫が悪い。
驍宗と阿選とでは王としての器が違う
確かに阿選は将軍として素晴らしい武人だったのでしょう。しかし、やっぱり二重三重の意味で驍宗の方が王だったんだな、と感心しました。
驍宗、風の海 迷宮の岸作中で一度ご無事と言われ、泰麒には「 恥をかきなれていないから 」戴を出る、と言っていたんですよね。
でも白銀の墟 玄の月で驍宗が麾下に語ったのは王になれなかった自分は謀反を起こしたくなりかねないから。麾下らは驍宗が謀反なんて起こすわけがないと言い募ったけど、本人は大まじめに危惧していた。
その点、阿選は真逆です。麾下が「 驍宗より阿選様の方が! 」って言えば「 往生際が悪い 」とたしなめてた。でもちゃっかり禁軍将軍職に納まったうえ、結局謀反。
そこもまた、驍宗と阿選の決定的な違いなんだろうし、だからこそ選ばれたのは 綾鷹 驍宗だったのでしょう。泰麒の王気勘違い事件からなんだかんだと言われる驍宗の王選ですけど、間違いなかったと思える。
結果的に戦乱で民が苦しんでしまいましたが、尚隆、陽子(世卓も?)らの例をみるに、もはや新王の通過儀礼なのかもしれませんね。
しかし厳しい冬と阿選の圧政を乗り越えた戴は、きっと強い。なにより最後の挿絵、分厚い戴史笮書の演出はズルい。
実質1年たらずで崩壊するかと思われた驍宗の王朝も、あのあとはきっと長く長く、驍宗と蒿里と麾下たちで、たくさんの歴史を紡いで行ったんだろうなって。
琅燦はなにがしたかったのか
やはり耶利の主公=琅燦でした。二人とも黄朱だったっていうのはちょっとびっくり。
っていうか結局半獣出ずに終わった。マジか。耶利ちゃん絶対半獣だと思ったのに。
白銀の墟 玄の月のラスト、最悪の場合は黄朱で国に縛られない耶利が蒿里をその手にかける覚悟だったように、国に縛られない琅燦だからこそ国や驍宗への忠誠心より、天意への好奇心が優先してしまった、とみるのが自然でしょうか。
いや、そもそも琅燦にとっては阿選とともに謀反を起こすことと、驍宗麾下として忠義を尽くすことは二者択一ではなかったのかもしれません。
正直、私としては阿選の動機よりもこちらの方が興味があるので、突然考察をブッ込んでくるかもしれません。かもしれませんっていうかさっきざーっとかいたのでもう8割がた出来上がってたりします。
まだ一読しかしてないのに大丈夫か私と思うけれど、ほらもう次の蝕までの命だし。
なんだかなんだ優しい(?)天
なんだかんだ二度も泰麒の穢悴を治してくれる蓬山の天神、西王母様やさしい。
李斎は蓬山の天神が冷徹とご不満そうでしたが、そもそも西王母自ら応対して穢瘁を治してくれること自体が本来は特別措置なのでは?
さすがに穢瘁 → 蓬山連れて行けばなんでもかんでも治してもらえるってものでもないでしょうし。
そこはきっと、地下にあって祭祀を欠かさなかった驍宗、命懸けて行動し天神への御目通りまで叶えた李斎、6年間も拷問に耐え続けた正頼、民のために散った者たちや、祈り続けた民の想い……それらを天が汲みとってくれたのでしょう。
蒿里、今度は一ヶ月蓬山に滞在してゆっくり養生するようですけど、禎衛や蓉可とも会えていたらいいですね。女仙たちも峯麒がいなくなったままでは沈み込んでいるでしょうし。
気にしいな蒿里のことだから、きっと蓉可の前では鬣が短いことを申し訳ないなんて思って隠そうとする。前髪切りすぎた女子かよ。可愛いぞ!
しかもさらっと使令も戻ったとある。これを機に黄海でもっと使令増やしてきましょう蒿里さん。大丈夫大丈夫、折伏失敗しても饕餮が守ってくれるんだから。
まとめ:白銀の墟 玄の月読了反省会・読後感想
とにかく、ごめんなさい!
展開予想が外れたのはともかくにして、あんな聖人君子のような正頼を疑ったこと、本当に申し訳ありませんした!霜元もゴメンね。
実はいまだに文章にまとめるだけで涙がほろりでモニターが見えません。おかげで正頼へのお詫びも遅くなりました。
正直感想的なところでいえば感じたこと想ったこと考えたことキリがないので、この辺で自重します。これでも人様に見せるにはかなり無駄が多くて申し訳ない気分です。
なんにせよ、発売が決まってから、また白銀の墟 玄の月 第三巻・第四巻を待つ一か月がただただ楽しかったです。
リアルタイムで続巻を待つワクワクに、ここまで心が躍ったのは久しぶりでした。
ページをめくる手が止まらず夜中まで読みふけって体調を崩してしまいました。まさしく魔性の書です十二国記は。
これこそ、黄昏の岸 暁の天から18年待った(私は15年ほどですけど)われわれ蓬莱人への天帝からのご褒美でしょう。
しかしまだ終わりではない。来年2020年には短編集も予定されています。
心置きなくまた良い旅ができるよう、元気にお待ち申し上げましたと言えるよう、みなさんもご無事で。
私もその頃にはぶたれおわったであろう尻を養生して、また新刊を待ちます。
ディスカッション
コメント一覧
いやあ〜色々と外れてましたね ドンマイw 使令が全然活躍してなくて私としてはちょい不満です( ̄^ ̄)ゞ今更戻ってきて要るかお前らなんか!ってね 鳩妖魔も大したことなかったし 結局は人でしたね…
正頼と霜元に対する謝罪の温度差よ( ̄▽ ̄)霜元に対しては「てへぺろ」って顔が眼に浮かぶようでしたよ(ハングリーベアさんの顔なんて知りませんがw)
気になるところをたくさん残したまま終わってしまいましたけど 短編で答えが出るんでしょうか 楽しみです
玄管って結局誰だったんでしょうね?琅燦?叔容?
琅燦はマジで何がしたいねんって感じですよね 好奇心って言うけど 具体的に何を知りたかったのかは謎のまま 泰麒がどんな化け物かを知りたかったのか 王に非がなく玉座が空の状態が続けば天は王をどうするのか 天が民の不幸をどこまで放置できるのか そういった疑問だったのでしょうか?何にしても私は阿選以上に琅燦が罪深いと思ってるけど 泰麒は敵じゃないとか わからん…
新王の通過儀礼か…確かに 麒麟に選ばれるのは第一歩で 本当に王の器かどうかはまだ確認する必要があるから 天もあの手この手で王に試練を与えるかもですね そして例え阿選と驍宗が同時に昇山し 阿選が選ばれたとしても 阿選は試練を乗り越えられない可能性が大きいですね まあ そもそも選ばれるかどうかもあやしいけど でも当時の泰麒を考えれば 2人とも最初は違うって言われるわけでしょう?2人一緒になって落ち込んで そしたら阿選の驍宗に対する劣等感は少し和らいだかな?泰麒は阿選にも懐いてたみたいだから 2人とも王じゃないと言われて 一緒に下山しようとするとして 泰麒が2人を追いかけてきて 王気を理解してなかった泰麒はどっちを王にしたんでしょうね…
それにしても 再会した驍宗様と泰麒のやりとり もっと見たかった!!(◞‸◟)
ちなみに 「穿ちすぎ」は4巻の226ページですww
最後の戴史乍書の挿絵って そういう意味だったんですね 全然意図に気づかなかったw
長々と失礼しました。
外れましたね~。外れだろうなって予想だけはよく当たってました。笑ってやってくださいw
霜元は出番も少ないしファンもいないだろうから……と打算もあってあの扱いです。
そのあとTwitterで霜元ラブな方を見かけて肝が冷えました。まさかその方に見つかりはしないかと現在進行形で冷えっぱです。
そういえば玄管が誰かってハッキリしてないですよね。勝手に琅燦かなと思っていたけど、叔容もありそうですし、皆白って線もありそうです。
この辺の裏側も多少は描かれるのかな、って短編にはすごく期待です。
>私は阿選以上に琅燦が罪深いと思ってるけど
マジでこれは阿選以上だと思います。琅燦の唆し(?)がなくても阿選はいずれ謀反を起こしたかもしれませんが、コンプレックスをくすぐって最悪な形で謀反を起こさせた点では、阿選にとっても悲劇だったなって。
決して阿選が悪くないわけじゃないんですけど、あそこまで誇りもなにもないコンプレックスむき出しの謀反になったのは琅燦の煽り方のせいなんだろうなって。
>2人一緒になって落ち込んで そしたら阿選の驍宗に対する劣等感は少し和らいだかな?
最終的に驍宗が選ばれたとしても、せめて一緒に昇山していれば少しはマシだったかもしれないですね。
いや、逆に上げて(2人ともご無事で)落とす(やっぱり驍宗様!)パターンでより酷かったりするのかな。
っていうか阿選さん、将軍になるほどエリート武官なのにちょっと繊細すぎでしょこの方。
地下で6、7年過ごした驍宗や雌伏した驍宗麾下の不屈さを少しは見習ってほしい。
>再会した驍宗様と泰麒のやりとり もっと見たかった
本当ですよね。そこで出てくるのが李斎とか去思かーい、たしかにそっちも見たいけどー!
毎回のことながら、十二国記って「 もっと!もっと! 」をくすぐるのがすげーなすごいです(語彙が仕事しない)。
>最後の戴史乍書の挿絵
読み終わったのが深夜っていうか早朝ですごくお腹がすいていたので、挿絵をみて
「 中身あふれる盛り盛りハンバーガーみたいだなぁ、おいしそうだなぁ。ん? あー! 史書の中身がもりもりか!!! 」
って気づきました。いま思えばせっかくの余韻も台無しな感想でしたけど、結果意図に気づけてよかったです。
今度、腹への褒美においしいハンバーガーでも食べに行こうと思ってます。
腹ぺこクマさん
私は、怒ったりしませんよ。
この1ヶ月、色々な考察で楽しませてもらいました。
いや〜もう、色々言いたいことあるんですけど
泰麒の「先生…」で、うぎゃああぁぁぁ〜‼︎って
あとは、飛燕…ここも、夜中にもかかわらず叫びかけました。
動物系が絡むと、もう無理です
ハイ、で、アレです。
私の(誰がだ!笑)英章様〜〜〜〜〜〜!
あれ?なんか残りページ、どんどん少なくなってるけど
まさか出て来ないとか無いよね?
1巻であんな大口叩いて…って思ったら
ここも、うぎゃああああぁぁ〜〜〜!
ジャニーズのライブの、始まった瞬間に「きゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜‼︎」
ってなる感じです。(笑)
英章様は、驍宗様に会って泣き崩れたのかなぁ?
本心はともかく、普通に接してたのかなぁ?
あとは、まさかの延王&延麒ご登場。
もう、この御二方の圧倒的な存在感と安心感。
ちなみに私の、男性キャラで一番好きなのが尚隆さま。
女性キャラは、珠晶さま。
もっと言いたいことは山程ありますが
なにぶん想いがまとまらない…
とりあえず、読めて幸せです。
お、お怒りでなくてよかった。ありがとうございます!
>泰麒の「先生…」
そうそう、先生とか同級生の「距離」のくだり、ヤバいですよね!
泰麒は彼らの無念さを想ってるけど、それを忘れられない本人もスゴくスゴく辛いんだろうなって。
>飛燕
ここ、李斎自身も、相棒を失って辛いはずだし、さらに泰麒が悲しむと思い至ってさらに辛くなりそうだし。
実際泰麒も辛いでしょうし。結局李斎と泰麒はラストまで再会できないままで仕方なかったけど、せめてもう一度、飛燕を撫でてやってほしかっただろうなぁ。
>まさか出て来ないとか無いよね?
正直私も焦りました。なのに霜元がいるもんだから、「 いやここはお前じゃないだろー! 英章だろー! 」って結構失礼なこと考えてました。
濡れ衣まで着せられてこの扱いじゃ霜元は私のことキライだと思います。
クセがあるけど心酔している者も多い、って英章様の評、よくわかりますね。
ラストに李斎が伝え聞いた英章の姿を想像したら、そりゃもう好きになります。
>まさかの延王&延麒ご登場
陽子までは出てこない辺りがまた憎いですよね。出て欲しいけど、そりゃそう軽々とは来れないよなって。
女性キャラに関しては同じく珠昌様です!
男性キャラはいま私のなかの項梁と英章がガチバトル中。
本当に本当、読めて幸せでした。
腹ぺこクマさん
同じ、珠晶さま好きで嬉しいです。
珠晶さまは、風の万里〜の時から好きだったけど
図南の翼で一気に好きになりました。
終盤で「そんな事、あたしに出来るはずないじゃない!」って本音が出る所、自分と家生は何が違うのか?って語る所は何度読んでもグッと来ます。
…って、珠晶さまの話になってる(笑)
で、男性キャラ。項梁の株、私の中で急上昇してます。
英章様VS項梁。主従がガチバトル
やっぱり勝つのは主か⁉︎
項梁も、白圭宮を出奔してからこっち、うんともすんとも言わないから…
項梁はどうなったんだ?って
まさか途中で阿選軍に倒されたとか?
英章様のもとにたどり着いて、力尽きたとか?
で、最後に園糸が「必ず戻るって言ったじゃない…」って泣いてる場面とか?
状況がよく分からない栗は、横でぽかんとしてるとか?
そんなの嫌〜〜〜‼︎切ない〜〜〜〜‼︎って
ああ、でも「その後」がどうなったかはハッキリと書かれてないから、分からないか…
阿選との闘いは、壮絶だったのか?
それとも阿選は完全に降伏状態だったのか?
この辺りは、各自の想像にお任せしますって事なんでしょうかね?
何はともあれ、短編楽しみですね。
珠昌はセリフも心情もいちいちヤバいですよね~!
ここで話しが合うととても長くなりそうなのでセルフカットします。危ない危ない。
>英章様VS項梁
私のなかでは英章が若干勝ち気味なのですが、英章は負けて当たり散らしているぐらいが一番英章らしい気がするので、あえて項梁に軍配を上げたくなります。
「甘い。躊躇うな」のところはしびれるほどカッコよかったですし。
本作で戦争の無常を描いているのは重々承知ですが、項梁だけはなんとか無事でいて欲しいです。
栗の上衣ちゃんと買ってあげないと!
>阿選との闘いは、壮絶だったのか?
饕餮に雁国軍にと阿選が絶対に勝てない戦いなのは間違いないので、無駄に戦わず降伏しておいてほしいですね。
ただ、最後まで阿選側について、驍宗が真王とわかっても「そんなことは最初からわかっている」と言い放った成行さんもいますし、阿選がその気ならかなり壮絶な戦いになったでしょうね。想像するしかありませんけども。
阿選さん、思った以上に小物でガックシなところもありましたけど、やっぱり部下を持つ将軍としてはとてもとても優秀だったんでしょうね。麾下らのことを想うと切なくなります。
白銀の墟 玄の月の執筆にあたってカットされた分かなりあるらしいですけど、もう白銀の墟 玄の月だけで10冊ぐらい刊行してくれてよかったのに……
短編、超楽しみです。
第1巻から考察楽しく読ませていただいていました。
驍宗から天意が離れた為に妖魔に襲われたんじゃないかのくだり、私も図南の翼を思いました!
驍宗に天意があるから→驍宗は死なない(天の助力が働く)から→(きかが驍宗を守る)妖魔が来ても死なない。
「怪我人がいる。わたし(真君→人に会わない)はいない。だから妖魔はこない。」これ即ち天の理。
そのまま驍宗に置き換わったんだぁぁぁー(涙)ーー!と。
琅燦(黄朱)の阿選を使って天意を試した?考えは、図南の翼で頑丘と珠晶が話していた事そのままでしたし、
人の世の天のシステムにどこまで拮抗出来るのか?という単純な探究心なのかはわかりませんが、
黄朱の民(王のいない民)と戴の民(王のいる民→王が必要な民)の世界観を突き付けられました。
図南の翼で国民すべてが昇山すれば良いと、珠晶が言っていましたが、その気持ちに至った珠晶は天意に沿っているのなら、逆説然りで。王への依存から抜け出せた民はみんな自身が王で在ることになり、
自立が依存からの脱却→王のいらない民。となるのだと思いました。
麒麟は民意。泰麒は、天意によって造られた器が自身だと言っていました。
蓬莱(王のいない民)の価値観を持って、王を必要とする己。王は麒麟の半身。
高里は死者の住う場所。自身の王を得られなければ死も同義。
自身の中の王に仕えるというのは、陽子の言葉だったと思いますが、
不正を正す心。苦難を乗り越え、豹虎に媚びない屈強な心。不覊の民。
その姿をよくよく読めた新章だったと思いました。
琅燦の心情詳しいところSS短編に期待したいですね!
HALさんコメントありがとうございます!
>驍宗から天意が離れた為に妖魔に襲われたんじゃないかのくだり
これに関しては夜中に思いついた全く根拠のない妄想であまり自信もないし、図南の翼が大好きすぎてなにかとそこに結び付けようとしてる自覚があるので、共感いただけてとても嬉しいです。
>自立が依存からの脱却→王のいらない民
この世界観すごいですよね。十二国記にあって十二国記の設定そのものを否定するかのような。
それでいてちゃんと世界観が一貫しているからすごい。
>琅燦の心情詳しいところSS短編に期待したいですね!
大変申し上げにくいんですけど、結局琅燦の考察記事書いちゃいました。
なんだか琅燦のことばかり考えちゃって仕事も手につかないのでダーッとまとめて吐き出しちゃいました。
失礼な言い方、琅燦はサイコパスの気があると思うので理屈であてはめていいものか怪しいですけど。
琅燦は白銀の墟 玄の月でなにがしたかったのか【十二国記 考察】
一応これで自分なりに飲み下したつもりではありますけど、やっぱりそこは短編でもいいので琅燦本人の心情を見たいですね。
十二国世界にあって天の摂理から外れて生きる黄海の民の考え方って、小野不由美さんが十二国世界のシステムをどのように見ているかも表れそうに思えるんです。その点、琅燦の心情はとても興味深いです。
早く来年になってほしい!
私も怒ってないですよ~
あれこれ予測したり考察するのが小説のまた1つの楽しみですしね!
正頼が出てくるくだりよんだとき、腹ペコくまさん一瞬思い出してしまい、お尻心配しましたよw
風の万里のように、後半怒涛の伏線回収からの阿選ボコパターンかと思いきや。
え?え?あとページ数こんだけだけど、いけんの?助けられるの?平気なのーー?って
ハラハラでした。
小野主上にしてやられました。
天意覿面のところ、なるほどです。阿選が放ったのだと思ってたけど、天意ですね。確かに。
でもほんとお前らのシステムにでっかい穴があってこんなことになってんのに、
細かいとこで天意覿面だしてくんじゃねーよと。
最後、季斎が蓬山での記憶をいやそうに払ってましたが
私もこっそり天に対し同じテンションですw
今回は天のシステムの話でもありましたが、
「主上と氣下」の話でもあると感じました。
・将軍(上長)と部下
・師匠と弟子
・土匪の絆
3~4巻ではなんども兵卒と将軍の在り方、考え方が出てきましたね。
やはり軍隊での絆ってものすごいものなんでしょう。
王のために何年も潜伏、拷問を受けても希望を捨てないとか。
最後の季斎たちの特攻に行くかという話のときも、
それぞれが各々の立場で慕う上長を思って決意したとか。
※「おうこう(⇒漢字でない)」が季斎をもう一人にさせないと思ってたとかヤバかったです。。
そういった絶対切れない絆もあれば、
友尚や品堅たちのように最後の最後で命令に背き、
阿選のために阿選の首をとろうと結論だす人もいて。
誰を主とするか、ですね。
道勧の去思と淵澄の関係性もとっても素敵でした。
あそこ、最後おじいちゃん死ぬとこいる?って思いましたがw
転変のきっかけは超しびれました。
すごい映画っぽかったなあ~あの場面。
泰麒が最後回復したあとの場面もみたかったので(他にも気になる続きいっぱいあるけど)
短編1冊とはいわず、あと2冊くらいほしいかなー
尚隆たちのおもちゃとなる国がまた増えましたねw
いや~~~~~
ほんっとにこの一か月、推測したり考察すんのめちゃ楽しかったです。
ありがとうございました!
ご心配ありがとうございます。お尻はもうダメですハイ。冬官府に義尻作ってもらいますハイ。
>え?え?あとページ数こんだけだけど、いけんの?助けられるの?平気なのーー?って
残りページ数はヤバかったですよね!
私もずっと「あれ? 英章? えいしょーっ、早くきてくれー!!!」って内心叫んでました。
完全にしてやられましたね。
>そういった絶対切れない絆もあれば、
>友尚や品堅たちのように最後の最後で命令に背き、
>阿選のために阿選の首をとろうと結論だす人もいて。
雌伏し続けた驍宗麾下の精神力が半端じゃないですし、阿選麾下の葛藤もとてもよく表れていて。
成行みたいに黒麒の姿まで見ても「いまさら!」と瞬時に最後まで阿選についていくと決められる人もいれば、友尚みたいに阿選を止めたいと願う人もいたり。
私は友尚の「阿選様をお連れしろ」ってセリフが本当にぐっときました。
>転変のきっかけは超しびれました。
転変は私もゾワワってきました。ちょっとご都合じゃない? と一瞬思いましたけど、風の海 迷宮の岸での転変を考えればむしろ自然なことですし、この主従を描くのにこれ以上劇的な展開はないですよね。
>尚隆たちのおもちゃとなる国がまた増えましたねw
尚隆のおもちゃw ツボですww
英章がやきもち妬くぐらい仲良くしてあげてほしいです。
ホント、この1か月はとても楽しかったです。
こちらこそお付き合いいただきありがとうございました!
次は短編集、楽しみに待ちましょう!
こんにちは。感想見ながら、いろいろ思い出してまたうるっときてしまいました。
たくさん謝ってますが、考察って間違っててもいいと思います。
考えること自体が楽しいのだし、他の人の考察を見るのも楽しい。
いろんな人のいろんな視点で気づかさせることが、また楽しい。
自分はうまく文章にできないので、検索して読む専門ですが、
だからこそ、ちゃんと文章にして、楽しませていただけて、感謝しかないです。
完結はしてしまいましたが、
まだ琅燦のこととか、謎を残してくれたことはむしろ小野主上に感謝ですね。
耶利の主も、琅燦以外ではないかと疑ったりしてます。
短編集も楽しみですね。
コメント&寛大なお言葉ありがとうございます!
いままで読んでいただいた方から感想を頂けることがあまりなかったので、とても楽しい一か月でした。
>いろいろ思い出してまたうるっときてしまいました。
もう、白銀の墟 玄の月以外の作品も含めてここまでの長い泰麒の歴史が、細かい一文一文で思い出すだけでうるっときちゃいますよね。
>まだ琅燦のこととか、謎を残してくれたことはむしろ小野主上に感謝ですね。
たしかにですね。
子どものころ、国語の授業で「登場人物の心情を~」って問題大嫌いだったはずなのに、いまじゃ頭が勝手に考えちゃう魔力です。
全部が全部語られないので、とても頭が活性化している気分です。
>耶利の主も、琅燦以外ではないかと疑ったりしてます。
こういうひっくり返しで小野先生がまたあっと言わせてくれると信じて短編を待ちます……!
はじめまして。1巻の考察から、楽しく読ませていただきました!
後半2冊を読みながら、正頼黒幕説のあの方は、どんな感想を書いてくれるのかなぁ…と別の楽しみができてしまって、ついコメントしてしまいました笑
さすがにそれはないだろう、と思いつつ、正頼黒幕説の根拠についてはとても楽しませていただきました!
腹ぺこクマさんのご感想では、「天に抗う物語」ではなかったと思う、とのことでしたが、私には確かに、「天に抗う物語」だったように思えました。
どこかの時点で角が再生し、力を取り戻していた泰麒。
明記こそされていませんが、白圭宮に戻ってさほど経たないうちに、角は再生されていたのだと思います(泰麒の行動や、側近などの変化の描写から)。
そのうえで、彼は王気を元に驍宗さまを探すでもなく、使令を使うでもなく。
邢台の驍宗の元へ走るのも、「ここで転変して駆けつけるんだ!やっぱり泰麒の物語には転変シーンがあるんだ!!」とわくわくしていた私をよそに、彼は自らの手で剣を握り、殺傷し、その後で許されて、転変した。
無慈悲な殺傷行為を「使令」という形で切り離し、血を恐れることをよしとされてきた麒麟という生き物の「業」との、泰麒の戦いだったように思います。
蓬莱でも戴に戻ってからも、自分の周りでたくさんの人が死んだ。
それなのに、天に造られ、護られた神獣である自身は、自らの手を汚さず、ただ護られていることを良しとされてきた。こんなに、自分の手は汚れているのに。そのせいで苦しんだ人たちが山ほどいるのに。
だから泰麒は奸計を用い、阿選に額づき、自らの手で剣を奮ったのだと思います。
天に抗い、人として人の痛みを受け止め、人の世で生きていくために。
麒麟の泰麒が、こんなことをしなきゃならないなんて…もうこれ以上苦しませないで!と私は泣きましたが、それについては李斎が静かに、泰麒に自分を責めるなと言ってくれました。
…でももう、泰麒が剣を振るうことがないといいですね。願わくば、傲濫が血で穢れることもなければいい。
そんなふうに、戴に平和が訪れればいい。
琅燦などの謎は残りましたが、いつかどこかでまた会えることを、私は期待します。
私も18年とは行かないけれど、腹ぺこクマさんと同じように15年くらい待ち続けた世代なので笑
泰麒と正頼と一緒に、のろのろ歩みながら長い戴の歴史を待っていようと思います。
長々と感想を失礼しました。
楽しませてくれて、新刊を盛り上げてくれて、ありがとうございました!
正頼黒幕説好きでした!!笑
>「天に抗う物語」ではなかったと思う
あ、ごめんなさいそういうつもりではなかったのですが。一応、天に抗う物語ではあったけど、ちょっと弱いなと感じたって文脈のつもりでした。
ただ、阿選が思ったより小物で「こんなん天に抗う物語じゃないやい!」と認めたくない気持ちはあったので、そういう意味では確かに「天に抗う物語」じゃない感が滲みでてたかもです。
その点、おしりすさんが仰る「泰麒が天の摂理に抗う物語」って観点は目からウロコです。
たしかにそこですよね。作中もっとも天に抗ったのは蒿里です。一番のポイントだし一番描かれてたはずなのに全く抜け落ちてた。お恥ずかしい限りです。読解力ゥ~。
>願わくば、傲濫が血で穢れることもなければいい。
本当に、いくら特殊な麒麟でも泰麒が血を流したいわけはないので、できるだけ早く平穏な世に戻ってほしいですね。しかも傲濫と汕子は魔性の子での件もあるので、泰麒としても複雑でしょうし。
ただ、まだ鴻基の阿選を鎮圧していない時点で使令が戻ったとあるようなので……
私が泰麒ならもう二度と驍宗と自分から使令を離したくないでしょうが、いまの蒿里なら戦禍による犠牲を減らすために戦場へ放ちそうな気もします。
ぶっちゃけ、傲濫が白圭宮に殴りこむだけで決着がつきそう。
>正頼黒幕説好きでした!!笑
私が勝手に盛り上がってただけですが、ご一緒していただいて嬉しいです。
かすりもしなかったけれど、そう言っていただけただけで妄想した甲斐がありました。
ありがとうございます!
はじめまして。考察楽しく読ませていただきました。
琅燦のこと、もっと掘り下げて欲しかったですね〜。これが一番消化不良です><
短編集で出ることを祈ります。
黄朱の民とは気がつきませんでした。私なりの考察ですが、やっぱり「好奇心がまさってそそのかした」だけなんだろうなって思います。
天意を試したいな〜と思っていたら、そこにちょうどよく阿選がいた。ラッキー、みたいな。
でも、泰麒が蝕を起こしたことで、琅燦が思った以上の事態になっちゃったんじゃないかな?と。
最初は、ちょっと驍宗を瀕死にして、泰麒の角切って閉じ込めて、しばらくどうなるか見てみて、満足したら元に戻そうと思ってたのかなと。
でも、泰麒は消えるし、驍宗も消えるし、どうしようもない状況になってしまった。
さらには、黄朱の民だから、王にはそこまで絶対的な存在を求めていなかったのに、思った以上に驍宗のことを慕っていたことに後から気がついた。だから、驍宗のことは「驍宗様」と呼んでいたけど、阿選のことはずっと呼び捨て。
日に日に、驍宗と阿選の格の違いも目の前にして、苛立ちと後悔の毎日だったんじゃないかなと思いました。
そう、後悔してる自分自身にも苛立ったんじゃないかなと思います。
来年の短編集、楽しみですね!
十二国記は魅力的なキャラクターたくさんなので、もっともっと長編が読みたいです。
才の王様が登極したことも読みたいし、(斎王、あんなはんなりしてたのに昇山したんかい?!)、柳がどうなったかも知りたいし、芳の麒麟も果たして戻ってきたのかどうか・・・。
小野主上がその気になることを期待ですね。
コメントありがとうございます~。
別途、琅燦の気持ち?的なのを考察した記事を書いたのですが、アキラさんと同じ感じに落ち着きました。
ただ、
>黄朱の民だから、王にはそこまで絶対的な存在を求めていなかったのに、思った以上に驍宗のことを慕っていたことに後から気がついた
この部分、あとから驍宗への想いが自分で思うより重かった、という考えはなかったので、なるほど深いなと。人なんだから、気持ちが最初から最後まで一貫してるとは限らないですよね。たしかに。
>来年の短編集、楽しみですね!
そういえばこの間の波の十二国記特集でも「小野不由美さんは長編は次で終わりって前言ってた~」と触れられていたので、長編はもう本気でダメかもですね……
せめて短編集だけでも何冊でも何冊でも書いていただけるよう、楽しみながら買い支えましょう!
こんにちわ!とても濃厚で楽しかったので、いろんな感想サイトを回ってお話してますw
阿選の乱(なんか戦国時代みたい)については、一旦終わりましたね。
ただ、病んでしまった人たちや他国の助力者たちや関係者たちの動き含め、短編挟まないと
次に戴が舞台になったときor戴の人物が登場してくるとき、人物がかなり滅茶苦茶になると思うので出て欲しいなぁと思いますね。
私的には、騒乱前後の琅燦については描いて欲しいですね。
後、最も濃厚な部分だと思うのですが末尾であっさり阿選を討った、で終わりましたが驍宗と最後にしっかり話して欲しかったなぁってのがありました。
阿選が嫉妬心で謀反を起こしたというのがとても面白い題材だと思いましたね。
実力・信望・権力がとても大きかった阿選が、諫言や進言とか政治的活動なしにいきなり謀反を起こすのは考えられないので私的な面が強いと思いましたね。
驍宗について嫉妬心で敵愾心がいっぱいだったけど誰よりも意識していたのは阿選だったと言うのはほんとに面白かったですね。阿選にとって驍宗を排することが目的であった玉座はどうでもよかったので政治は無視したのでしょうね。で、泰麒も驍宗も生きていたから国そのものから排除させることで、って感じしました。
昔見たラノベの人物の関係をすっごく彷彿とさせたのでかなりわくわくしながら読んでましたw
今後の展開に期待ですね!
こんにちわ! 返信遅くなってすみませんです~。
>昔見たラノベの人物の関係をすっごく彷彿とさせた
なんだろう、ちょっと気になります。
>病んでしまった人たちや他国の助力者たちや関係者たちの動き含め、短編挟まないと
>次に戴が舞台になったときor戴の人物が登場してくるとき、人物がかなり滅茶苦茶になる
なんだかもう白銀の墟 玄の月だけ壮大すぎて、「 ここ省いたんだろうなぁ 」とわかるところだけでもかなりですよね。
戴国記とかにして10巻ぐらい出せそうな勢い。いやもうこちらとしては全然出していただいていいんですけど、やはり語らないのが華なところもあるんでしょうか。
小野不由美先生は2020年の短編集は戴の落ち穂拾いと仰っていたので、ある程度その辺も補完されるとは思うんですが、補完してほしいところがありすぎてどこがくるか予想もつきません。
全部が全部、白銀の墟 玄の月で描かれなかった部分とは限らないですし、新しい展開があるならぜひぜひぜひ……!
昇山にすっかり遅れてしまいましたが、やっと感想言えます〜。
腹ぺこクマさん、すごいです!さすが!
驍宗脱出シーンがどんぴしゃでしたね!
驍宗様が無事に出てこられたんだから、正頼だって許してくれますよ、絶対。
以前、どうして計都だけなんだろ…羅喉(本当は目篇です)はいないのー?と思ったことがあります。これでそろったし、すっきり!…と思って、小野不由美先生、最初からこれ考えてたのかなと、先生もさすがと思いました。
羅喉が驍宗に首を擦り寄せて甘えるところは、ちょっとじーんときちゃいました。無理にでも乗りこなして脱出しようとしないところがまた(泣)こんな僥倖、次にいつあるかわからないのに。。これも李斎が危険を冒して慶に嘆願に行ったからこそですよね。李斎が最後の方で、過去に積み上げた小さな石が集まって大きな結果になると言っていましたけど、皆さんのご感想にもあるとおり、その結果の天の御加護なんだろうなと思います。
心に沁みる場面はいろいろありますが、中でも泣けてきたのは飛燕を看取った後の李斎と、泰麒が耶利に最後のお礼をいうところ。。
たくさん人が無残に、無情にも亡くなっていくのは、悲しいけれどこれが戦なんだということですよね。やっぱり戦争は嫌です。たとえ物語の中でも、現実でも。
この世界は王が立てば安定し、本来なら戦も減って、少しずつ富み栄えていくはずなのに…あんな豹虎が王位を簒奪した為に、失った命は数え知れない。。
琅燦許さん!という感想も多く見かけましたが、私にとってはやっぱり阿選許さん!です。泰麒と漣に赴いた穏やかな姿から一変、泰麒に刃を振り下ろす場面を読んだとき寒気がしました。戦慄したってこういうことを言うのだなって。その頃からすごい憎悪だなと思っていたのが、あながち間違いじゃなかったんですね。本人は嫉妬じゃないと言っていましたが…嫉妬じゃなくても息苦しくても、理由はどうあれ身近な麾下までも使い捨てるような輩に天命なんか下るはずもないわ!…と、いちいち怒っていた私でした。
晴れて阿選が討たれたとき、友尚達が本懐を遂げられていたらいいなと思います。
そうそう。今作で私は友尚と恵棟がお気に入りだったのですが、恵棟の末路はかわいそうで仕方がありませんでした。文州で友尚を説得してくれると思っていたのに…。琅燦に文句を言いたいのは、なんで次蟾なんか阿選に与えたんだ〜!ということです。抜いた魂魄戻らないなんて、あまりに悲惨すぎます。(それから賓満も)
たくさんの登場人物が出てきますが、年齢と体格とかぐらいしか描写がなくて、私の中で風貌の想像が確定しないんですよね…。私は物語を読むとき同時に風景とかを頭に思い浮かべて読む癖がありまして(友人にはないそうです)、なので名前の漢字の意味から得たイメージの影響が大きいです。友尚っていい字ですよね。それもあって好きです。(項梁は絵があったんですが、思った以上におじさんで…ちょっとショックでした)
ところで字って、誰が付けるんでしょう?名と同時に親が付けるものなのかと思ったら、阿選は周囲が呼ぶに任せてとかあったし…自分で名乗っちゃったり、途中で変えてもOKなんでしょうかね。ときどき、なんでこの名前…っていう人もいますけど。
驍宗と阿選は、それぞれの名すら違いを顕しているようでおもしろいです。綜と高。阿選は所詮高みに行く自分しか見ていなかったという意味でしょうか。琅燦が最後に阿選にけちょんけちょんに言ってた場面は、私にはすごく爽快でした。だからちょっとだけ、琅燦は許しちゃいます。
長々とすみません。。
なんか読み終わるのがもったいない。またもう一回読み直そう。そしてどんどん旧作も読み直し…しばらく十二国に遊びに行けるのがうれしいです。
ちゃんと完結してもらってよかった。
小野不由美先生に感謝です。
>驍宗脱出シーンがどんぴしゃでしたね!
まさかねー、って思いながら無理矢理つなげて書いたらコレでした。
戴の逆転劇、積み重ねがすごすぎますね。最終的には驍宗を想う轍囲の民につながるってところでもう泣きました。
>どうして計都だけなんだろ…羅喉(本当は目篇です)はいないのー?
もともと計都、羅喉ご存じだったんですね。
すごい。私はたまたま計都で検索したときに見つけて知ったクチで、ほえーって感じでした。
いろいろな世界の神話知ってるとこういうとき楽しいですよね。
>恵棟の末路はかわいそうで仕方がありませんでした。
私はこの辺から本格的に阿選がキライになっていきました。烏衡はともかく、恵棟や帰泉のような得難い人物を普通に切り捨てるって、一体どういう了見なんだろうと。
友尚が知ったら本当にどんな想いか。
>字って、誰が付けるんでしょう?名と同時に親が付けるもの
あまり深く考えたことなかったんですが、基本的に本人が拒否しなければ誰でもいいっちゃいいっぽいですね。
最初は両親とか里宰あたりがつけて、ある程度の地位についたら目上の者やある程度権威のある人が与え、それを誉れとして受け取るのが主流なのかなって考えています(雰囲気的に)。
阿選も台頭しはじめたころにそれなりの地位の人が褒めたっぽく嫌味で言い出したのを周りが受けて広まり、本人が気にしなかったから定着したとかかなって。
>ちゃんと完結してもらってよかった。
>小野不由美先生に感謝です。
本当に。超絶面白い作品なのに、黄昏の岸 暁の天で止まっていたせいでなかなか人にすすめられなかったんですよね。
これで一旦の終わりを見て、安心して人を十二国記の世界に引きずり込めます。
あとは小野不由美先生が前言撤回、またぞろ十二国記の長編のために筆をとってくださればと祈るばかりです。
そうなんですよ、私も阿選キライです。なんなのこの人、もう。。
まだちゃんと読み返してないのですが、午月と伏勝さんは生きてますかね…?
小臣にいないのは異動になっただけと思いたい。
正頼を厳趙が助けたときに協力した兵士って2人のことだったんでしょうかね。
罰を受けてないといいけど…
はじめまして~
十二国記は好きな癖に、小説を読まない連れ合いの為に、手っ取り早いあらすじ解説の教科書として活用させて頂いておりました。
私は、早く結末が知りたいが為に、詳細な記述をすっ飛ばしての速読をしていた為に、細やかな部分をすっ飛ばしてしまっていた感が否めず、『天意覿面で怖い』の下りを読んだときに、はっとしました。
確かに、あのときの苦境の民を見捨てて置き去りにするのは、驍宗にしろ李斎にしろ、違和感丸出しで。
けれど、現代のトップの姿と照らし合わせば致し方ないと無理矢理飲み下していたのですが。
『自分の所行が、自分の処遇に還る』(うろ覚え)とかいう既出の世界観に拠れば、確かにその通りなのかもしれないと腑に落ちました。
驍宗が踏みとどまって、あの村を助けていれば、部下を死なせずに済む天運が恵まれたのかもしれませんね。
十二国記の世界観、現代日本では考えられない理不尽まみれに見えますが、世界中を見渡せば『あるある』な感じでもあります。
絶対的に慈悲と正義の存在である麒麟を遣わして貰えただけでも、奇跡と言わざるを得ません。
日本各地に散らばる、永らく地元の人に祀られ続けている過去の偉人の歴史を掘り返せば、驍宗様のような自らを省みない偉業を掘り起こせます。そんな人たちが、麒麟という水戸黄門の印籠のような後ろ盾を得て長生きすることができていたならばどれほど良かったろう。そう思えば、驍宗様が一時期被った天意の陰りも、必要な試練だったのだと諦めも付くような、………鄷都さん、飛燕飛燕飛燕(涙)
…な、何はともあれ、深く考えさせて貰える指摘で、思わずコメントをしてしまいました。
それから、私の推測ですが、琅燦は耶利の主人ではないのかもしれないと思います。
4巻の177ページで”玄管と呼ばれる者”という存在がわざわざ出てきていますし。
その近辺でも、厳張が泰麒の前に現れる下りで、表だって阿選に反抗することはなくても、密かに動いている者は多いと仄めかしていました。
琅燦意外にも主人候補はいるという伏線としては成り立つかな、と。
琅燦は、泰麒が麒麟に転変する場面で、泰麒周辺の人が次蟾に病むことがなくなったことを泰麒の角が癒えたからだと解釈していますが、黃朱である耶利が側にいれば、彼女が狩ってくれていたのだと驚くまでもないのではないかなとも。
あと、耶利に命じる口調が琅燦よりもかなり丁寧な印象も受けました。
2020年の短編で明らかになってくれることを祈りますね。
驍宗の、琅燦に対する裁きがどうなるのかも気になるところです。
マッドサイエンティストかつサイコパスですよね。
罰したところで反省もしそうにないし、永久追放?
それとも。知識を買って留め置くのか、難しい判断を求められそうです。
『白銀の墟 玄の月』は登場人物も地域の特色や背景も多岐にわたり、暗号のような漢字まみれの文章なので、テンション高く面白く解読してくださっている文章に脱帽です。
驍宗様ゴリラ說辺りはそのまま連れ合いに見せて、驍宗様=堅物という印象を一変して貰えてありがたかったです。すごく前向きで面白い人じゃないかってヽ(*^^*)ノ
またまた、新たな考察や感想を拝見できるのを心待ちにしていますので、中日までお尻の皮膚を分厚くすることに抜かりなきようお心がけください(笑)
コメントありがとうございます~。そして返信が遅くなり申し訳ないです。
>『天意覿面で怖い』の下りを読んだときに、はっとしました
ときには王は大のために小を切り捨てる必要があるって意味では、ときには民を見捨てることが必ずしも天意に背く行為ではないとは思うんです。
ただ、結果として戴は荒れてますし、民が阿選を新王として認知しはじめて民意的な意味でもいろいろギリギリな状況なので、驍宗自身が民を見捨てたのは本当にアウトだろうなと思い至りました。真偽は小野不由美先生のみが知るところですが、共感していただけて嬉しいです。
>鄷都さん、飛燕飛燕飛燕(涙)
この両者は本当に悲しかった。ほかの人もですけど、鄷都もめちゃ好人物だったし、飛燕は飛燕だし(言葉がつくせない)。
>琅燦は耶利の主人ではないのかもしれない
この辺、やはり違和感覚える方多いですよね。
私は素直に耶利の主公=琅燦かなぁ、と読んでいたんですけど、確かにそれにしては琅燦が提供したはずの次蟾の存在を耶利は知らなかったり、いまいち噛み合わない部分もあります。
その辺、短編集でハッキリしてくれたらなって。
>テンション高く面白く解読してくださっている文章に脱帽
ありがとうございます! おほめいただけて嬉しいです。
テンション高いのはすみません、そんなつもりはないんですが、スキなことはテンション上がっちゃうオタク体質です。デュフ。
>お尻の皮膚を分厚く
いや本当に。ジャンプ仕込んでおきます。
腹ペコクマちゃん、「正頼ごめんなさい」の復唱に、爆笑してしまいました。
大丈夫ですよ❗
正頼もきっと笑って許してくれますよ(^-^)
おしりは撫で撫でされるかもですが(^ω^)
十二国において、天は計画的に王や麒麟に試練を与えるのではないのでしょうか?
戴においては、担当が琅燦だった。
琅燦は天の指示で動いた。
ラスボスは天❗
と言うのが私の考えです。
正頼と泰麒の再会、正頼の無残な姿、じいやとの別れ…ここは一番泣きました。
驍宗と再会するまで、唯一泰麒の人間らしさが出たシーンのような気がします。
私は霜元と友尚が想像した『阿選謀反を聞いた直後の英章、臥信、正頼のストーリー』の深堀ストーリーが読みたいです。
なんだか、驍宗様を取り巻く悪ガキ兄弟達みたいで、最終局面の辛い気持ちが、少し救われました。
アニメで見たいですね。
コメント返信が遅くなってすみませんです~。
>おしりは撫で撫でされるかもですが(^ω^)
や、やさしくお願いしたいです。敏感肌なもんで……
私ずっと正頼は外見おじいちゃんだと思ってたんですけど、最近外見若者説があることを知りました。
おじいちゃん正頼ならともかく、青年正頼になでなでされたらヤバいですね。ビジュアル的に。
>戴においては、担当が琅燦
>琅燦は天の指示で動いた。
>ラスボスは天
これもいいですね~。琅燦は意外と出番少ないながらいい役どころだったので、どんどん出て欲しいです。
>唯一泰麒の人間らしさが出たシーン
この辺りは項梁のセリフや正頼の正頼っぽいセリフなんかも含めて本当に名場面ですね。
ここまで気丈だった泰麒が正頼のためにすべて台無しになってもいいと思って逆上した辺り、久しぶりに泰麒っぽさが出てきてとてもいいシーンでした。
私も泣くかと。お尻つねって我慢しました。
>驍宗様を取り巻く悪ガキ兄弟達みたい
英章が子どもみたいに泣いた(かも?)っていうところ、かなりぐっときました。
一番の悪ガキが一番お父ちゃん好きってかわいらしくていいですよね。
白銀の墟 玄の月は隙間がかなり多いので、短編集でどんどん深堀してほしいですね。
最終的に全部をより合わせた白銀の墟 玄の月 完全版が全20巻でも間違いなく我が家の本棚に入れます。
>アニメで見たいですね。
アニメもいいですね!
せっかくなら完全リメイクで最初から全部やってほしいなぁ。
クマちゃん、返信ありがとう。
クマちゃんの言葉は優しくて丁寧で、共感してくれるので、嬉しいです。
みんなに優しくて、素敵です。
あのぉ~私の回りに十二国記のファンがいないので聞いて下さい。
もし、実写になったら、妄想配役考えてみました。
感想教えて頂きたい。
そして、もっとこの人の方がと言う俳優がいましたら、おっしゃって下さい。
驍宗 ディーンフジオカ
泰騏 菅田将暉、道枝駿佑
阿選 高橋一生、野村萬斎
李斉 真木よう子、柴咲コウ
正頼 谷原章介、オダギリジョー
英章 柳楽優弥
臥信 駿河太郎
項梁 松田龍平
去思 森山未來
葆容 夏木マリ
琅燦 橋本環奈
延王 伊藤英明
陽子 井上真央、清野菜名
泰麒は年齢が限られ難しいです。
ディーンフジオカ 驍宗とか谷原章介 正頼とかすごくいいです。
オダギリジョー 正頼もいいですけど、個人的には谷原章介 正頼ですね。あと、もしおじいちゃんなら市村正親さんとか。
あとは野村萬斎 阿選とか斎藤工 阿選とかなイメージです。ただ驍宗とある程度年齢を揃えたいですよね。
ディーンフジオカさんだと高橋一生さんかな、やっぱり。あと陰のある感じは斎藤工さんとかもいいかも?
橋本環奈 琅燦とかイメージ完璧です。ちょっとエキゾチック(?)な感じが。もう少し年上なイメージもありますけど、そこはイメージで補正で。上戸彩さんとかもいい気がする。
英章が難しいですね。柳楽優弥さんの演技をほとんど見たことがなくて、どんな感じかがイメージつかないです。英章って白銀の墟 玄の月一巻でかなり人気度上げてますし、あの有能残念な感、出すの大変ですよね。
泰麒もまた難しいですよね。私のイメージだとちっちゃい泰麒が子役の頃の神木隆之介さんなイメージだったので、そのまま成長した泰麒=神木隆之介さんなイメージです。ま、まだギリギリ高校生もいけるはず!
あと、李斎は篠原涼子さんも苦労美人っぽくてよくないですか?
その場合、朗らか美人な柴咲コウさんには玉葉様とか。
っていうか柴咲コウさんはいろいろ合いそうですね。花影とかもいけそうですし、女仙服も似合いそうですし。どちらにしても主題歌は歌っていただく方向で……
期待の新人耶利ちゃんは橋本愛さんとか多部未華子さんイメージです。年齢は幼い方がいいんでしょうけど、そこもイメージ補正で。
そういう意味では陽子に多部未華子さんとかもいいなぁ。陽子と延王も難しいですけど、井上真央さん&伊藤英明さんいいと思います。現れたら安心、って意味では
松田龍平さんとか好きなんでとてもいいです! 立ち回り的にも項梁か静之に合うと思います。
なんかもう沢村一樹さんとか、西島秀俊さんとか竹野内豊さんとか金城武さんとか誰がだれといわずガチャガチャ入れちゃいましょう!
白銀の墟 玄の月、登場人物多くて役はいっくらでも制作費なんか新潮社さんに全額請求してやればいいんです。
あ、わたし的に絶対に外せないのが張運 or 案作 or 士遜は滝藤賢一さん。なんなら一人三役でも。
あのヒステリックな悪役演技を存分に見せて欲しい。
すみません、ちょっと盛り上がっちゃって雑ですがw
クマちゃん、返信ありがとうございます。
主題歌 柴咲コウ 大賛成‼️
ディーンフジオカと谷原章介、橋本環奈、松田龍平等々の共感ありがとうございます。
篠原涼子の李斉良いですね!
多部未華子の陽子もありだと思います。
滝藤賢一には案作で
沢村一樹には張運を二人には振り切ってやって頂きたい。
『案作の時代、キター』とか\(^_^)/
張運、椎名桔平も候補にどうですか?
やはり、泰麒難しいですよね。
神木隆之介くん、本人が許してくれるなら、まだ高校生大丈夫ですよね。
景麒は西島秀俊
延麒は村上虹郎
巧桟を金城武
竹野内豊さんは英章候補でしたが、一番年下の設定なんで、柳楽くんに。
柳楽くんは『女城主直虎』の時、山賊の親分役がなかなか良かったですよ。
いっそ、竹野内豊さんは楽俊どうですか?
人の意見聞くのもも楽しいです!
鎖の馬州の人はゴソンさんです。
罰は帰りの門とは逆にすておかれたので大変そうですが早くこれたり武芸はすごそうなイメージです(笑)
南瓜さんは通いつめて退屈なお話してましたが紳士でしたよ。
祥慶さんと出会ってますので無事だったのかな
ただ花影や李斎が最後別れた垂州出身でした。
南の方で妖魔が大量発生のとこなので現在無事かわかりません。
今回は驍宗様の健全な精神に眩しさを感じ
泰麒の自分のできることをやろうとしたけど最後ことごとく潰され
王はこの人という天の意志がありながらも
最後の武器をもつ(ある意味心中)は天は望んではいない中で意志を通した献身さが
天変を巻き起こしたかなと思います。
GOSON!はもはや逆に人気者ですよね。戴関連の人間がこれだけいるなか、誰も忘れられない。(多分)初登場の戴人がこれでいいんだろうかって想いもあります。
南瓜の呂伯と祥慶(祥瓊?)と会うシーンありましたっけ?
多分アニメなんだろうと思うんですが、お恥ずかしながらアニメはかなり前に通して観たきりでイマイチ細かい部分が思い出せないです。
>ただ花影や李斎が最後別れた垂州出身でした。
すみません、呂伯の馬州出身ってのは(多分)生まれの出身地が、ってことです~。口上でそもそも南擁郷は~とか言ってたので。
>最後の武器をもつ(ある意味心中)は天は望んではいない中で意志を通した献身さが
>天変を巻き起こしたかなと思います。
私も最後の転変に関しては出し惜しみとか切り札としてとっておいたとかではなく、最後の最後に驍宗と目を合わせて声をかけられ、蒿里本人の意志が高じた結果だと解釈しています。
そこに打算があったのではなく、風の海 迷宮の岸で初めて転変したときと同じで「ただただ驍宗を守りたかった」から転変できたのであって欲しいなと。
腹ペコくまさんこんにちは。
私も転変は直前まで出来なかったと思います。そこまで回復してなかった。
自分の失敗(と泰麒は思ってる)を王に「よくやった」と許されて、王気のエネルギーがあっての事だと思います。
だって出来るのなら、御簾のとこから転変して飛んで駆けつけた方が、誰も傷つけず簡単ですものね…。
ところで私が一つ気になっているのは 泰麒が一度も涙をこぼさない事です。
正頼と引き剥がされた時も辛そうだけど泣かなかった。あれは泣くでしょ普通。
阿選に平伏した時に血の涙が出たけど、あれは見えない角がめり込んで怪我しただけだし。
李斎が女だからこそ泣けない…と言う話があったので、麒麟だからこそ泣けないのか、きっと不甲斐ないから泣く資格がないと思ってるんだと思うけど、短編集では泣いてストレスを発散してほしいです。
アイスさん割り込み失礼します。
泰麒の泣かないのは、『魔性の子』での出来事が大きく関わっていると思います。
蓬莱で沢山の人を殺し、謀反の前も今も無能な自分。
悲しみの涙は尽きてしまったんだと思います。
晶麟さん、こんにちは。
そうですね、じゃせめて喜びの涙で!
英章大泣きなのに泰麒は〜?
驍宗様は蓬山にお迎えに行ってくれたろうかと気になってしまいます。
こんにちは。感想とても楽しく読ませて頂きました。長年長年長年待っていた私達を大満足させてくれましたよね。主上が「…蒿里か」「…大きくなったな」で、ああもうこの読み直ししないと頭に入らない矢鱈めったら出てくる新キャラも地名も、全てはこのシーンのために。。。とダバーっと泣けました。
来年の短編楽しみですね。
(私的には最後の挿絵を見て、これが正頼が命懸けで守った国帑なのかなぁーと感慨に耽ってました。)
初めまして!私も正頼が黒幕だと疑ってましたー。仕事忙しくて3巻読むのが遅くなってしまい既に4巻まで読了した友達にドヤ顔で「黒幕は正頼だと思ってる!」てLINEを送りつけその後の3巻のあの場面でマジでド反省しつつでも最後の最後に実は!てなるんじゃないのって最後まで足掻いてました。
ですので、本日初めてブログ拝見させていただいたのですが、正頼黒幕の力説記事からこちらの記事まで大変楽しく読ませていただきました。
ちなみに私は正頼若者派です。おじいちゃん説は初めて知りました!
白米コメさん初コメありがとうございます~。
実は私も3巻時点では「 ま、まだ黒幕じゃないと決まったわけじゃないから! 」と涙目でお尻をそわそわさせました。
ともあれ同士がいて心強いです。一緒にお尻ぶたれにいきましょう。
>私は正頼若者派です。
私と真逆ですね! やっぱり正頼の姿は受け取り方が結構さまざまで面白い。
変幻自在とは違うんでしょうけど、どちらかイメージはつくんだけど、反対と言われてもそうかもと思える不思議な雰囲気ですよね。
……そういう捉えどころのないところ、やっぱりなんだか怪しいぞ。やっぱり正頼がくろまk
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