エアリアルの中身はエリー1人じゃない説 – 水星の魔女

2022年12月7日

第6話 鬱陶しい歌で本編がPrologueの21年後とわかり、エリーことエリクトはスレッタではない説が確定(ほぼ)。

同時にプロスペラがエリーでスレッタはその娘説も否定されました。年齢的にちょっと無理がある。

ってことで、エリーはエアリアルのなかにいるなんて度し難い仮説の説得力が増してきたところなのですが。

その辺は前回記事で触れているけど、さらにエグめの説が。

エアリアルの中身はエリーだけでなく、複数いる説です。

アニメが話を重ね、第9話 あと一歩、キミに踏み出せたならまで放送されました。

基本的には本記事やほかの記事で書いた内容から方向性は変わっていませんが、新しい情報も含めてまとめていますので、ぜひ下記記事もご覧ください。

エリーどころか複数入ってる可能性?

エアリアルの肩に乗るエリーのイメージ

エアリアルの肩でフェードアウトするエリー YOASOBI「祝福」PVより ©SUNRISE

私はこの説、Twitterで見つけたんですけど。しかしなんて可能性に気づいてしまったんだ……

マジでカートリッジかよ、度し難システムじゃん。

いろいろかんがえてみたら確かに思い当たる節があるんですよね。

  • エランがみた子どものイメージが複数だった
  • 兄弟の石が12のところにある
  • スレッタがガンビットを「みんな」と呼ぶ
  • 小説ゆりがこの星でのエアリアルの「僕らだけでやろうよ」とのセリフ
  • プロスペラのベルメリアへの「何人目」発言が複数

エランがみた子どもたちのイメージ

エランに見えた子供のイメージ

エランがエアリアルにみた子どものイメージ 水星の魔女エピソード6 鬱陶しい歌より ©創通・サンライズ・MBS

一番はやっぱり、第6話 鬱陶しい歌で決闘中にエランくんが観たガンビットの子どものイメージ

明らかに複数いましたよね。ガンビットの数だけいた。

えっ……マジでカートリッジじゃん。

おやおやおやおや。

占いで兄弟の石があった数字が「12」

これもTwitterで見かけたんですけど。

第5話 氷の瞳に映るのはにて、アリヤちゃんの占いによってスレッタの知らない兄弟の存在が示唆されたときの絵。

兄弟の石と言われたものが、XIIの枠内にあるんですよね。

つまり、エアリアルの中に入れられたスレッタの兄弟はエリー含め12人いる、って話に繋がるわけです。

で、ちょうどエアリアル+ガンビット11個で12。ガンビットそれぞれに入っているとすれば、数はちょうど。

おやおやおやおやおやおやおや。

ちなみに、ZZで出てきた強化人間クローン、プルシリーズがオリジナルを含めて12人でした。

仮にエアリアルに入れられた兄弟たちがエリーのクローンだとすれば、ZZのオマージュだったと考えることもできます。

ガンダムシリーズって(隠す気のない)仮面キャラとか結構伝統を踏襲する傾向があるので、本当にエアリアルの中身は12人でオマージュである可能性はある程度高い気がします。

小説も若干引っかかる

エリー以外にもたくさん入ってる説、このツイートで初めて触れたんですが。

確かに公式HP上で公開されている短編小説ゆりかごの星でのセリフもちょいちょい複数形なのが引っかかりますね。

エアリアルの中身が複数でも通る書き方というか。ミスリード??

特に下記が気になるところ。

 復讐なら僕らだけでやろうよ。スレッタを巻き込まないで。

 でも、お母さんに僕の声は届かない。

「見ててね、みんな。私たちの娘が、仇を取ってくれる!」

短編小説 ゆりかごの星より 著:大河内一楼 ©創通・サンライズ・MBS

「僕ら」は普通に読めばエルノラとエアリアルを指すのでしょうけど、エアリアルに入った12人を指すための複数形の可能性も拭いきれません。

あと、「見ててね、みんな」も、普通に考えればフォールクヴァングで散ったみんなと考えるのが自然。

けど、エアリアルに取り込まれることになった兄弟たちを指している、と思うともう軽くホラーです。おやおやおやおや。

あと、エリクトって僕っこなの? って疑問も。もしかしたら12人の中には男の兄弟もいたり?

ただ、そうだとしても主人格はエリーだろうからやはり「僕」が出てくるのは変な感じしますけれど。

エリーが僕っこなのでなければ、12人の人格が混じり合っているのかもしれません。

おやおやおやおやおやおやおやおやおやおやおや。

あとはちょっと弱めだけど

スレッタがガンビットをを「みんな」と複数形で呼ぶのも怪しい。まるで一つ一つに人格が宿っているかのような言い方です。

また、プロスペラがベルメリアに言った「パイロットは何人目?」ってセリフも引っかかります。

エアリアルでもそうした犠牲があったからこそ出てくる発想ではないか、と。

ただ、逆襲のシャアでクェスがファンネルを「ファンネルたち」と呼んでたりで、ファンネルを複数形で扱うこと自体は珍しくありません。

あと、そもそもガンドフォーマットはパイロットを犠牲にする技術なので、研究過程でパイロットを何人も潰してきたことは予見できることではあります。

そう考えるとこの辺りは根拠としはちょっと弱いんですが、多少なりとも仮説を補強する根拠として挙げました。

エアリアルの「兄弟たち」はクローン?

仮にエリーを含め12人がエアリアルに入っているとして、じゃあそれはどういう存在なのか、って話。

いまのところエリーのクローンと考えるのが自然そう。ZZのプルクローンズのオマージュと考えればそう思うのが自然。

さらにいえばコレ、「エリーじゃないならスレッタは何者?」の答えにもなりますね。

スレッタはエリーの13番目のクローン、ってわけです。少なくとも、あの眉毛とか見ればかなり血が近いのはまちがいない。

別説として、エリーを除く11人は「水星の子どもたち」なんてこれまたエグい考察も。

水星に子どもたちがいないってそういう……?

そうだとして、エリーも子どもたちも実験に使われたのではなく、命を救う方法がなかったとか、不可抗力でエアリアルに取り込まざるを得なかったんだ、と思いたい……

エアリアルはルブリスとは別機体

なお、エアリアルはルブリスとは別機体である可能性が高いです。

第2話 呪いのモビルスーツで接収されたエアリアルが「古い機体(=ガンダム)には見えないな」と評されているので。といっても、エアリアルも12年か13年ほどが稼働しているのですが。

エアリアルの開発段階でエリーを取り込んだのか、すでにエリーを取り込んだルブリスの核をエアリアルに取り込んだのかは不明。

個人的にはルブリスはまだ隠してあってほしいんですけどね。プロスペラがルブリスで参戦する胸熱展開を期待してるだけだけど。

プラズマダイバーミサイルしょって「おのれヴェイガン!」って言いながら突撃してほしい。