原作での「身構えている時には、死神は来ないものだ、ハサウェイ」はこう違う- 閃光のハサウェイ名セリフ

原作での「身構えている時には、死神は来ないものだ、ハサウェイ」はこう違う- 閃光のハサウェイ名セリフ

ガンダム史上、ファンにもっとも嫌われている主人公といえるハサウェイ。ハッキリ言ってSEED序盤のキラにも勝るクズ。

なぜかそのハサウェイが主役となった劇場版 閃光のハサウェイ劇中、あるセリフがガンダムファンたちのなかで話題となりました。

ファンサービスともいえるアムロ登場&あのセリフです。

まさかのアムロ登場だけど

ララァと同じく霊体?として登場したアムロ・レイ

この特独な(髪の)シルエットとエフェクトは……! 劇場版 閃光のハサウェイより © 創通・サンライズ

それがコレ。

身構えているときには、死神は来ないものだ、ハサウェイ

劇場版 閃光のハサウェイより / © 創通・サンライズ

といっても当然、アムロ本人が登場した訳ではありません。

生身のアムロ出てきたら超ビビるわ。逆襲のシャアで描かれた第二次ネオジオン抗争以来行方不明、戦死扱いなんだから。宇宙世紀の歴史がひっくり返る。

多分、アドレナリンドバーなハサウェイが都合よくアムロさんを幻想にすがりたかったのでしょう。ニュータイプ的な感応の可能性も微粒子レベルであるけど。

ただ実はこのセリフ、原作小説にはありません。っていうか、そもそも小説版 閃光のハサウェイにはアムロが出てこない。

原作小説ではアムロのセリフではない

先述の通り「身構えてる時には〜」は、原作小説ではアムロのセリフではありません

とはいえ100%劇場版オリジナルってわけではなく、実は原作小説版の閃光のハサウェイでもこの文章は出てきます。

ただし、誰かのセリフではなく地の文

直撃に近い振動が襲い、一方のディスプレーがバッと輝いた。

(中略)

意識があるうちは、死んでいないのはわかっている。

しかし、カーゴ・ハッチが破壊された直後、自分の機体がどういう状況のなかに放り出されるかは、わからない。

その瞬間に、死んでいるかもしれないのだ。

そんなばかばかしいことだけは、したくはないと思いながらも、ハサウェイは、人の死は、往々にしてそういうものなのだということも知っていた。

小説版 閃光のハサウェイ

身構えている時には、死神は来ない。それも戦場の摂理なのだ。

©1989YoshiyukiTomino,HaruhikoMikimoto
©創通・サンライズ

どうやらこれはハサウェイの考えであると同時に、作者である富野氏も賛同する考え方として書かれているようです。

「ハサウェイは死ぬときはあっさりで身構えてるときは意外と死なない、と思ってるけど、これは実際、戦場の摂理」

と。

実際ガンダムシリーズの登場人物って、ネームドでもあっさり死んじゃうこともかなり多いですよね。

いずれにせよ、アムロはまったく絡みません。行方不明前(あるいは生前?)のアムロに教わったとかそういう話でもない。

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